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事業名称 政策提言活動 【浜松が防犯先進都市となるために】
登録単会名 関東/静岡県/浜松YEG
テーマ 【浜松が防犯先進都市となるために】 政策提言から条例制定へ
事業内容  浜松商工会議所青年部では郷土の豊かな発展と経済基盤を求め、行政に必要な施策を提示すべく毎年、政策提言活動に取り組んでいます。
 平成20年3月に浜松市に対して行った政策提言は「防犯」をテーマとしたものでした。政令指定都市に移行した浜松が、市民が安心して暮らせる安全な街『はままつ』として近い将来「防犯先進都市」となることが、更なる魅力溢れる浜松市の創造に繋がることを、青年経済人として求めていく提言です。
効果・成果  行政より大変素早い反応がありました。提言書提出翌年度末までに防犯条例を新たに制定、其れに基づいた行動計画を策定していく方針を打ちだして頂きました。早速市の担当部局の方々と防犯条例制定に向けての打合せを行いました。
そして本年6月には(仮称)浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例(案)が浜松市より公示されパブリックコメントの募集が開始されました。
浜松YEGのパブリックコメントへの対応については、我々の政策提言が一助となり制定される条例ですので提言書提出先である浜松市長と条例作成担当部局に直接意見をお伝えする為、意見交換会を行いました。
本条例はパブリックコメントを受けて修正がなされ、議会での評議を経て平成22年1月より実施予定です。
 毎年行われる政策提言活動、その内容は中長期を見据えての提言が多いのですが、今回は、より実効性の高いテーマであったこともあり、提言内容がいち早く市の政策として具現化されました。提言が言葉だけで終わらず形となったこと、地域のより良い発展に向けての一助となったことに大変大きな喜びを感じると共に、今後も我々が政策提言活動を行い続ける上において大きな糧となりました。
連携単会名
協力団体・企業 静岡県、浜松市、静岡県警察本部、浜松中央警察署、浜松市教育委員会、浜松市市議会
開催場所
開催期間 2007/4/1 - 2009/10/31
事業運営人数 250人
関連事業継続回数 12回
事業目的・目標 ・ 提言をするという目標をもつことにより、テーマに添った研修や視察、調査をすることになり、自分達の住む街の姿や問題点が明らかになってくる。

「防犯」を主題に置き、浜松市の今後を見据えました。
「防犯」を“市民が安心して暮らしていくための施策”と位置づけ、また「体感治安」の改善を重要な課題に据え、提言書を作成致しました。
平成19年4月、念願の政令指定都市に移行したとは言え、浜松市には取り組むべき課題がまだまだ山積しています。企業誘致、中心市街地の活性化、ブランドイメージの構築、学校教育、外国人雇用に関連する諸問題・・・等々、枚挙に暇がありません。これらの問題の中には、浜松商工会議所が中心となり、その解決に向けすでに本格的な取り組みが始まっているものもあります。
このような中、当年度テーマとして「防犯」を選択しました。メンバーが、一市民として、先入観や恣意を持たずに取り組めることが、テーマ選択の要でした。また、これまで浜松市において、あまり大きく取り上げられてきていないテーマを選択することが、青年部の独自性をアピールすることにもなると考えました。結果、これまで、声にならなかった市民の視線から見た課題を、形にすることができたと思います。
テーマに取り組むにあたって、私たちは「防犯」に関する基礎知識を身に付けることから始めなければなりませんでした。通読した書籍は20数冊に及びます。「防犯」に携われている担当者へ直接取材をするために、浜松市役所はもとより、静岡県庁、静岡県警、浜松市警察部、浜松中央署、浜松市教育委員会等へ実際に足を運びました。収集した様々な情報を元に検証を重ね、私たち独自のアイディアを搾り出すために、ブレインストーミングも実施しました。また取材の過程において、県庁の担当スタッフをお招きし、「防犯」講座を開催したことは、青年部メンバーへの「防犯」活動の意識付けに寄与したと思います。

単年度という限られた時間の中ではありましたが、私たちは
    「市が積極的に防犯に取り組むこと」
    「横断的組織の設置」
    「防犯条例の制定」
という三本の柱で、提言内容をまとめることができました。
特徴・特色 ・ 親会や行政に商工会議所青年部として直接意見を述べること。
・ 政策提言が短期間で市の政策として条例化された。
将来像・夢  私たち浜松商工会議所青年部は、浜松市民の視点から、浜松市内において『体感治安』をより安定させるために何が必要なのかを調査検討してきました。今、私たちは、市民の生命や財産、企業の資産が、社会において平穏無事に保たれていることは、経済活動の基礎であり根幹をなすとともに市民生活の前提であると確信します。また同時に、自らの手によってその基礎を守る責務があるとも考えます。
 本書が提言する防犯施策が実現し、近い将来浜松市が「防犯先進都市」となり、それにより魅力ある浜松市の発展の一助となることを願います。
関連HP
登録単会情報
単会名 関東/静岡県/浜松(はままつ)YEG
設立年月日 1985年12月13日
会長名 石原 慎介
事務局住所 〒432-8501
関東/静岡県浜松市中区東伊場2-7-1
TEL 053-452-1114
FAX 053-452-6685
URL http://www.hyeg.jp/
単会PR 浜松YEGは、浜松という枠組みを超えた仲間との出会いを無限に広げてくれます。様々な事業動を経験し、お金では買うことができない達成感を分かち合う。浜松YEGのみんなが、自ら飛び込み、交流し、自分自身をさらけ出し、一回りも二回りも大きく成長し、自分の人生に、そして浜松YEGの組織運営に役立つ人間を育てることを目指しています。
国際交流 市民参加で国際交流協会を発足し、様々な事業を行っている。※姉妹都市や交流都市、交換留学生等を行っている都市。ワルシャワ市(ポーランド)、サンレモ市(イタリア)、ロチェスター市(アメリカ)。
特産品 ガーベラ、三ケ日みかん、うなぎ、うなぎパイ、ピアノ、かんぱん、オートバイ、
天然とらふぐ、うなぎんぼ、ふぐっきー
健康 やらまいか健康浜松21を創設。市民あげて健康都市を目指しております。
教育 浜松医科大学、静岡大学(浜松キャンパス)、静岡文化芸術大学、聖隷クリストファー大学、聖隷クリストファー看護大学、浜松大学、浜松学院大学、放送大学(浜松サテライトスペース)
イベント 浜松まつり、浜松国際ピアノコンクール、浜松ゆかた祭り、夢づくりフェスタ、冬の蛍。
歴史文化 浜松城は、家康が築いた城である。駿府城に入るまでの17年間をこの地で過ごし、姉川、長篠、長久手、三方ヶ原などの難戦を乗り越え徳川300年の歴史の基礎を築いた。そして元亀元年(1570)岡崎城から浜松城に移った。(家康29歳)三河から次々と勢力を伸ばしていった家康にあやかり出世城とも呼ばれている。
観光自然 浜名湖、中田島砂丘、浜松城、舘山寺温泉、たきや漁、天竜川、
浜名湖ガーデンパーク(元しずおか国際園芸博覧会会場)
博物館 浜松楽器博物館、秋野不矩美術館、賀茂真淵
人物 賀茂真淵、徳川家康、水野忠邦、本田宗一郎、山葉寅楠、古橋広之進、木下恵介、鈴木光司、高樹沙耶、大澄賢也、筧利夫、袴田吉彦、松本志のぶ、康珍化、鈴木尚典、武田修治
主要企業 ホンダ、ヤマハ、スズキ、浜松ホトニクス、河合楽器製作所、ローランド、丸八真綿、
テイボー、春華堂、ムトウ、生活倉庫、一条工務店
その他 浜松YEGは、85年の創立時より政策提言書を毎年度作成。
浜松市は平成19年度に政令指定都市に移行しましたが、広域合併〜政令指定都市構想は、浜松YEGの提言に端を発しています。