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事業名称 茅野市5000年 尖石縄文まつり ‘10
登録単会名 北陸信越/長野県/茅野YEG
テーマ 国特別史跡「尖石遺跡(とがりいしいせき)」の自然と向き合いながら、縄文文化を体感し、夢とロマンを現代に呼び戻す。
事業内容 八ヶ岳山麓に位置する茅野市は、国宝土偶「縄文のビーナス」や、特別史跡「尖石遺跡」等、日本の縄文文化を象徴する文化財を多く有し、世界に誇れる高い縄文文化を育てた地域である。
縄文まつりは、2000年に尖石縄文考古館のリニューアルに合わせ、国宝「縄文のビーナス」や、茅野の「縄文文化」を、市民が身近に体感し、更には全国に発信しようと始められたイベントである。以来、10年に渡り、YEG現役会員、OBが実行委員長となり、YEGを主軸とした企画・運営、そして会場設営が進められている。又、会員の個々の技術力を結成し、資材の無償提供等、地域発展の支えとなるよう努めてきたことにより、10年もの長期に渡りイベントが続いてきている。特に、「とがりんぴっく」と「縄文食」については、YEGが主体となり、縄文まつりの中の重要なイベントの一つとして、まつりを盛り上げている。

【YEGが中心となっている部門】
●[とがりんぴっく(尖石の縄文オリンピック)] 自作の弓矢を使った飛距離競争を行い、上位入賞者を表彰する。会場となる「とがりんぴっくスタジアム」や、弓矢作成に使用する竹は、YEGメンバーが竹林から集めてきたものを使っている。このように自然の材料を利用して、参加者が安全に留意しながら創意工夫をし、上位を目指す競技となっている。又、上位入賞者には、人気の土器製オリジナルメダルを贈呈している。

●[縄文食] イノシシ鍋、豚の丸焼き、どんぐりを使ったアイス、古代米等、縄文時代をイメージした食事のふるまいを行なう。YEGメンバーには幅広い業種が揃っており、回転釜や鉄板等の調理器具の無償貸し出しは勿論、まつりのために事前に「イノシシ」を飼育する等、各々のメンバーが、自分の職業を活かした協力を考え、実施している。又、自然に優しくゴミの減量化を目的に、皿、カップ、箸を有料化することにより、マイカップ持参を推奨している。

●[会場設営] メイン会場となる土の舞台や、会場内の川を渡る為の橋、更にとがりんぴっく会場等も、YEGが中心となって作成している。これらは、実際に自分達で竹を切ったり、葦を集めたりしたものを材料にしており、手作りの会場作りに努めている。更に、会場内の水道設置等についても、YEGメンバーの技術協力が不可欠となっている。

縄文まつりは、10年以上の継続事業により、市内外の認知度も少しずつ高まってきている。又、参加者の増加に伴い、協力団体や企画が増え、更にそれが参加者の増加に結びつく好循環を生み出している。近年では約5000名もの方々に来場してもらえるイベントに成長し、今回も各種団体を中心とした様々な企画が実施された。

【YEG以外の団体が中心になって進めている企画】
・[縄文火まつり] 尖石縄文考古館の縄文教室や、縄文土器サークル等、市民を対象に土器作りの講習会を開き、まつり当日に土器焼きを行なう。
・[とがりっち工房] 縄文服及び関連グッズの制作体験。勾玉づくり、フロッタージュ作成。復元土器を使用して作ったどんぐり粉入り蒸しパンのふるまいや、野菜の煮炊き。
・[尖石太鼓コンサート] 永明小縄文太鼓、信州玉川太鼓、八ヶ岳泉龍太鼓、福沢太鼓クラブ、玉川太鼓若穂会、泉龍子供太鼓の皆さんによる太鼓コンサート。
・[尖石縄文の里コンサート] シンガーソングライター「美咲」によるアコースティックライブ、蓼科高校ビッグバンド「ジャズキャンディ」によるジャズライブ、「美咲」と「子供木遣り隊」のコラボで御柱の唄の披露(復元した竪穴式住居が並ぶ広場)。
・[エコ風船] 来場した子供達の夢や、茅野のPRをエコ風船に付けて飛ばす。
・[熱気球搭乗体験] 縄文文化が築かれた場所を上空から体感する。
・[縄文の里ウォーク] 尖石縄文考古館周辺の自然散策ウォーキングを行い、縄文人達が生活していた自然を体感する。
・[縄文文化大学講座] 講師に三上徹也氏(第10回宮坂英弌記念尖石縄文文化賞受賞)を迎え、「炉のはなし」と題した講演。
・[縄文市場] 地産地消を目的とした、野菜、果物、花の直売。
・[縄文フリーマーケット] リサイクルを通じて、エコロジーの意識を高める。
・[おひさまサンポニー] ポニーに乗馬し、遺跡内を散策。
・[縄文足湯] のんびりと足湯に浸かってリフレッシュ。
・[献血活動] まつりの合間に献血。
効果・成果 ●市民参加型のまつりであり、幅広い年齢層を巻き込んだコミュニティが育成された。更に、普段は県外に住んでいる会場近くの別荘地利用者との交流の場となった。
●ゴミの減量化を図ったイベントや、縄文時代の生活体験により、物の大切さが伝わり、来場者のエコロジーの意識が高まった。
●「とがりんぴっく」での弓矢作成を通して、刃物を使う機会の少ない子供達が、安全に留意しながら、物作りの難しさを感じ、創意工夫の大切さを体感できるようなり、創造性豊な子供達の育成に役立った。更に、親子の対話や、地域住民(YEGメンバー)とのコミュニケーションに繋がった。
●縄文文化体験や講演会等を通じて、地域住民の郷土愛の育成と文化的意識が向上され、尖石縄文考古館への集客にも繋がった。
●茅野の財産である、「縄文文化」の発信をテーマとしたYEG活動は、縄文まつりの企画運営に止まらず、土偶「縄文のビーナス(国宝)」・「仮面の女神(重要文化財)」と一緒に映画出演する等、広範囲に及んでいる。このような活動が、「蓼科高原映画祭」とのコラボレーションに繋がる等、今まで希薄だった他イベント・団体との繋がりを強くし、PRや集客面等で相乗効果が創出された。
連携単会名
協力団体・企業 茅野市、尖石縄文考古館、ボーイスカウト茅野1団、ガールスカウト長野県支部第2団、日赤奉仕団、茅野市PTA連合会、信州諏訪農業協同組合、茅野ライオンズクラブ、考古館ボランティアグループ、ウォーキング協会、他有志団体
開催場所 尖石遺跡史跡公園、尖石縄文考古館
開催期間 2010/10/9 - 2010/10/10
事業運営人数 160人
関連事業継続回数 11回
事業目的・目標 茅野市一帯は「縄文銀座」とも呼ばれ、縄文時代には日本で最も人口密度が高い地域だったと言われている。特に縄文まつりの会場となっているのは、縄文遺跡発掘後に公園となった、正に多くの縄文人が生活していた土地である。こうした場所で、縄文時代にタイムスリップし、「縄文文化」を体感することにより、地域住民の郷土への愛着心と文化的意識の向上、更には茅野市の特徴を広く発信すべく、「縄文」を活かした新たな地域社会の創出を目指している。
特徴・特色 ●縄文まつりは、市民主導、行政支援の「市民参加型」のイベントであり、茅野市が全国に先駆けて推進している「パートナーシップのまちづくり」の一環として位置付けられている。
●年を追うごとに、恒例のイベントとして認知されてきており、毎年続けて参加する方も増えている。又、このような方々にも楽しんでもらえるよう、常に新しいイベントを考案し、進化を続けるまつりとなっている。11回目の今回は、来場した子供達に将来の夢や茅野のPRメッセージを書いてもらい、エコ風船(分解してゴミにならない)に付けて飛ばすという新たな企画を実施した。
●数ある縄文出土品の中から、茅野市が保有する国宝「縄文のビーナス」と、重要文化財「仮面の女神」が、2009年にロンドンの大英博物館で行なわれた「土偶の力:古代日本の陶像」展にて展示され、パンフレットの表紙も飾った。更にその後、東京国立博物館に展示される等、大きく注目されてきつつある。尚、これらの土偶を含めた多くの貴重な文化財は、尖石縄文考古館に常設展示されている。
将来像・夢 現在、茅野市では「縄文プロジェクト」を立ち上げ、世界に誇れる高い縄文文化を育てた「縄文王国茅野」を、広く国内外に紹介しようと動いている。今後、更に縄文まつりを全国に発信することにより、茅野市のPR及び、縄文文化を含めた「茅野ブランド」の創出を目指す。
関連HP
登録単会情報
単会名 北陸信越/長野県/茅野(ちの)YEG
設立年月日 1984年11月22日
会長名 M 淳司
事務局住所 〒391-8521
北陸信越/長野県茅野市塚原1-3-20
TEL 0266-72-2800
FAX 0266-72-9030
URL http://www.chinoyeg.org/
単会PR 茅野YEGは、長野県内最大の会員数を有しています。私たちは、次代を担う中心的な存在であることを自覚し、将来を見据えた「まちづくり」への参加と、信頼できる仲間づくりを目的にしています。又、会員相互の交流、他YEGとの交流、地域イベントへの参加・協力等の事業を行い、5委員会が活発に活動すると共に、自己研鑚に努めている。
国際交流 アメリカ合衆国コロラド州ロングモント市
特産品 寒天、味噌、そば(寒晒しそば)、清酒、漬物、高原野菜、信州鋸、精密加工製品、
健康 諏訪中央病院
教育 諏訪東京理科大学、東海大学付属第三高等学校、長野県茅野高等学校、茅野市こども・家庭教育応援計画(どんぐりプラン)
イベント 茅野市5000年尖石縄文まつり、縄文マラソン、諏訪大社上社御柱祭(7年目毎に1度)、茅野市民祭茅野どんばん、茅野商工会議所納涼花火大会、小津安二郎記念蓼科高原映画祭、住まいるフェア・エコフェスタ、新蕎麦献納祭、紅そば祭り、ちの軽トラ市、信州茅野新そば祭り、どぶろく祭り
歴史文化 尖石遺跡(国特別史跡)、縄文時代の遺跡多数、国宝に指定されている土偶「縄文のビーナス」や「仮面の女神」などが出土している。寅年と申年(7年に1度)天下の奇祭といわれている御柱祭が行なわれている。
観光自然 蓼科、奥蓼科、蓼科中央高原、白樺湖、車山高原、八ヶ岳
博物館 尖石縄文考古館、八ヶ岳総合博物館、茅野市美術館、神長官守矢資料館
人物 宮坂英弌(考古学者)、矢崎虎夫(彫刻家)、小平邦彦(数学者)、鎌田實(諏訪中央病院保健医療福祉管理者)、篠原菊紀(諏訪東京理科大学教授)、小平奈緒(スピードスケートオリンピックメダリスト)、吉井小百合(スピードスケートオリンピック代表)
主要企業 東洋精機工業(株)、(株)イースタン、野村ユニソン(株)、宮坂ゴム(株)
その他 茅野は今から約5000年前、縄文文化の時代に始まり、長い時をかけてこのまちの歴史は積み重ねられてきました。長野県の中部やや東よりに位置する諏訪盆地の中央にあり、東は八ヶ岳連峰を境として南佐久郡、佐久市に接し、北は大河原峠、蓼科山、大門峠等により北佐久郡、小県郡に接し、西は諏訪市に、南は原村に、西南部は杖突峠等によって上伊那郡に接しています。
八ヶ岳火山列は富士山に次ぐ広大な裾野をもち、茅野市はその西側北半分を占めています。諏訪盆地平坦部の南部標高770mから1200mにわたるゆるやかな裾野には多くの集落、耕地が展開し、市民生活、産業、文化等の基盤となっています。又、茅野市役所は、国内の市役所の中で最も高い場所に位置しています(標高801m)。
中央東線、国道20号線及び中央自動車道が市の西南部を走り、茅野駅を中心に市街が展開し、また駅を中心に放射状に延びる道路は、市の動脈として産業、文化の発展に多大な貢献を果たしています。
又、「寒天」は、健康づくりに効果がある人気の食材であり、特に茅野市では、冬の寒さを利用して、全国一の「天然角寒天」の生産量を誇っています。