事業名称 |
次世代人材育成に関する活動報告並びに今後の活動に関する宣言・提言発表
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登録単会名 |
関東/静岡県/藤枝YEG |
テーマ |
次世代人材育成
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事業内容 |
平成17年度より継続事業として行っているまちづくり事業。まちづくり委員会として年毎にさまざまな活動事業を行い、行き着いたところが「まちづくり」は「ひとづくり」という一つの結論でした。そしてそのテーマに沿うように、大学教授を招いての「子育てにおける事業者の役割」講演や、市内の子供を招いてのグループディスカッション」、地域の中学校へ出向いての1学年全体での職業講話など行いました。そのような活動なかから次世代人材育成活動(キャリア教育)を、もう一度よく振り返り、様々な角度から分析・検証することで、ひとつの提言書としてまとめ、藤枝YEG20周年記念式典の核イベントとして親会である商工会議所会頭へ提言いたしました。
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効果・成果 |
私たちの街 藤枝市は、自然・文化・産業・教育・歴史など、高いレベルでのバランスがとれた街です。この藤枝市が将来にわたり豊かで住みやすい街であり続けるためには、行政・教育・家庭・地域・産業界が一体となり、それぞれの機能を発揮しながら次世代の育成にかかわる事が喫緊の課題であると考えます。
将来の藤枝の産業を支え、技術やサービス、文化を伝承し、地域経済の活性化の主役になっていく事が期待される若者の育成を、地域に住むすべての大人が進めていく必要があります。特に我々事業者は地域への成果の還元と次世代育成への貢献の使命を負っていると痛感しています。
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連携単会名 |
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協力団体・企業 |
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開催場所 |
藤枝シネ・プレーゴ(BiVi藤枝4階 映画館)
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開催期間 |
2009/11/14 - 2009/11/14 |
事業運営人数 |
20人
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関連事業継続回数 |
1回
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事業目的・目標 |
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特徴・特色 |
なぜ今、青年経済人の集まりである商工会議所青年部が「次世代育成」に取り組むのか?
◆商工会議所の一員として
地域活性化を図っていく上で、生活者である若者の購買力向上や、地域への帰属意識の向上は最重要課題となっています。地域へ定着し、就職する若者を増加させるためには、世代の近い我々青年部の役割が重要となるのではないかと思います。
・魅力ある産業の創出
・若年から地場企業、産業とふれ合う職業教育
・起業意欲の醸成、支援の仕組みづくり
・農・商・工の連携による、地産地消等の食育教育
・地域への帰属意識高揚
・伝統技術、伝統文化等の伝承への取り組み
◆一事業者として
少子高齢化、若者の無職者(ニート)増加、職業観の変化は、我々中小零細事業者が安定して事業を営む上で将来的に、後継者、雇用の確保等の切実な問題を及ぼします。我々事業者自身が、主体的に早い時期からの人材育成に取り組む必要があります。
◆地域の一員として
地域に密着して商売を行う我々中小零細事業者にとって、地域への貢献・機能の還元は当然の使命です。行政・教育現場・事業者・各種団体・地域が連携して、問題解決に当たっていくこと、さらに地域の中で若い世代がリーダーシップを発揮する事が大切であると考えます。
(中小零細企業のCSR/社会的責任でもあるとも考えています)
◆一人の大人として
社会環境、経済環境が大きく、そして急速に変わる中で、子供たちを取り巻く環境も目まぐるしく変わってきました。集団の中での協調性、社会性、豊かな人間性、精神的な強さ、また、職業観や金銭感覚など、本来家庭や地域の中で醸成されていくべき機能も希薄になってきています。学校や社会の中で、生きていくための強さを身につけ、将来に夢を持って進んでいくための環境づくりを我々一人ひとりの大人が、責任を持って補完していかなければならないと思います。青少年期において、自分の親ではなく、また学校の先生でもない他人、しかも親と同年代の大人の言葉は、特に大きな影響力を持つと思われます。
このように様々な側面において、青年経済人としての我々の役割、責任があると考えます。
地域の次世代育成は、地域経済の活性化、豊かな地域社会の実現、自社の事業の発展などのベースとなることはもちろん、地域全体で取り組む必要のある最重要課題の一つであることから、我々青年部が取り組むべき重要なテーマであると位置づけています。
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将来像・夢 |
●提言(街全体で次世代の人材育成に取り組むための提案)
1.キャリア(職業)教育に関し、『ふじえだ型』の独自の体系的なカリキュラムを構築し、継続的に行うことが重要であることから、そのための一本化した体制づくりが必要である。
2.(個人や法人、業種や業界、規模や年齢・経験、加入団体といった枠を超え)キャリア教育サポーターとして地域内の様々な機能を広く募集し、より多岐にわたる人材の確保(把握)が必要である。
3.キャリア教育サポーターの認定制度を設け、サポーターバンクとしてデータベース化し、学校等からの要請に対し、きめ細かく、適切かつ容易に対応できるシステムづくりが必要である。
4.キャリア教育サポーターに対し、体系的な研修の機会を創設し、サポーターの資質向上と、サポーターの拡大に努めていくことが必要である。
●宣言
私たち藤枝商工会議所青年部は、次世代育成に関するこれまでの経験・反省をふまえて地域の掲げる次世代育成への期待にこたえる為に、今後も商工会議所青年部全体として継続的・積極的に『まちづくりは人づくり』活動を推進していく事を宣言します。
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関連HP |
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