事業名称 |
相模原商工会議所青年部創立40周年記念事業「てるてフェスタ2008」
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登録単会名 |
関東/神奈川県/相模原YEG |
テーマ |
「食とダンスの祭典、さがみンピック」 〜YEG発てるて姫が地域を彩る〜
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事業内容 |
【事業概要】
創立40周年記念として、これまで相模原YEGにて長く活動を継続してきた相模原の伝説の美女「てるて姫」事業の集大成として市民へ広くPRすると同時に、平成22年に政令指定都市移行を目指す相模原市の新たな魅力を創出することを目的とした市民参加型事業。以下の4つの事業を事業の核として実施。
@相模本気(マジ)うまっ!GP
相模原市内の飲食店業者によるグルメグランプリ。地元の飲食業者を対象に地元の色(地場産の農畜産物やてるて姫伝説など)を生かした創作料理、または各店の自慢の逸品といったものを出品してもらい、来場者の投票により相模原市の「本気(マジ)うまっ!」を決定し、「相模原といえばこれ」というものを創り出す。
地元飲食業者と市民の交流による個店活性化や、創作された料理による相模原の名物への昇華を目的とする。
会 場:相模原市第2駐車場
参加業者数:25
有効投票総数:1,091
結果:(料理名/出店者名)
優 勝 本気(マジ)うまっ!相模の国ラーメン/JNファミリー
準優勝 おにくやさんのチャーシューやきそば/小川ミート
3 位 クラブハウスサンド/NEST
A相模原DANCE1コンテスト
合併により地域の広がった相模原市の市民交流のために、市民参加型、ジャンル不問のダンスコンテストを実施。老若男女幅広い層の市民ダンサーが参戦し、ヒップホップ、ジャズダンス、日本舞踊、よさこい、タップダンス、フラダンスなど、さまざまなダンスが一堂に会し会場を彩った。ステージ背景には、相模の大凧まつりで用いた4間(7.2m×7.2m)の大凧も掲示し、参加者は巨大なてるて姫の前でダンスを披露した。
ジャンルが多岐に渡るため、専門家による審査は排除し、相模原YEGの20年度活動スローガン「心に響く感動を!」を審査基準に取り入れ、来場者および審査員が最も楽しさを感じ、より「感動」を味わったた団体に票を投じるという形式で相模原のDANCE1を決定した。
会 場:相模原市民会館 ホール
参加チーム数:21(内エキシビジョン5)
有効投票総数:1,059票
結果:(チーム名/ダンスジャンル)
優 勝 S.N.D.F/アニメーション
準優勝 キッズ★リズム/チア、ヒップホップ
3 位 コナミスポーツクラブ相模大野・ジュニアファンク/キッズファンク
Bさがみはら物産展
市内の名産品、特産品など合併により大きくなった新相模原市には、まだまだ市民の知られていないものがあるのが現状であり、そういったものの発掘と周知を市民交流の場で開催。旧相模原地区、津久井地域それぞれから数多くの物産・名産品が集った。
また、相模原YEGブースではこれまで手がけてきたてるて姫商品を販売。相模原YEGによる「てるて姫」商品の第2弾として地元洋菓子店と協力して製作した「てるての生チョコ」もリリース。昨年好評を博した和菓子「てるて姫物語」に続き、新たな土産品として発表した。
会 場:相模原市立産業会館
出展者数:14
Cフリーマーケット
多くの市民に参加してもらうことを目的として、上記の「本気(マジ)うまっ!」「物産展」以外に市民の出店できるコーナーを設けた。
会 場:相模原商工会議所前道路
出店者数:32
【その他】
1)広報活動
事業宣伝に市内自治会保有の掲示板2,000箇所以上にポスターを掲示、また各業界団体、商店街への依頼などで10月末より、市内のあらゆる場所で本事業のポスターが市民の目に触れられる事となった。
他にも地元ラジオ局(FMさがみ)やケーブルテレビ(J:COM)、各種新聞・雑誌(相模経済新聞、タウンニュース、横浜ウォーカーなど)にも積極的に出演、投稿し、事業の周知徹底をはかった。
また、部員による6,000枚以上のチラシポスティングなど地道な活動も実施した。
2)こどもへのてるて姫物語の周知
「こどものころに聞いた話」というものは長く残るものであり、てるて姫の長期的な事業展開を考慮し、こどもにてるて姫の物語を周知させることを考案。相模原市幼稚園協会加盟の幼稚園に協力を依頼した。
部員がレコーディングした手作りのてるて姫朗読CDを配布し、園児に聴かせてもらい、そこからイメージする「てるて姫」の絵を描いてもらった。市内6園が参加協力し、集まった作品数は300枚以上、一部を「てるてフェスタ2008」のポスターに起用し、全ての絵画を事業当日「さがみはら物産展」会場内に展示した。
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効果・成果 |
・事業当日は約15,000人以上の来場者で賑わい、事業の看板に掲げた「てるて姫」の知名度が高まり、相模原YEGの知名度も高まった。DANCE1コンテストステージ上に設置された4間の大凧にもてるて姫が描かれており、地域の伝統行事への関心も持ってもらえたものと期待できる。
・地元飲食店の自慢の料理が市民に広くPRされ、個店活性化など今後の経済効果も見込める。また、本事業にて扱われた「本気(マジ)うまっ!」料理や相模原YEG発のてるて姫新商品「てるての生チョコ」をはじめとする物産品は、メディアにおける「相模原の名品」として扱われやすくなったと考えられ、今後の相模原のシティセールスのための戦略の1つとして起用できる。
・初の事業開催にもかかわらず、多くの市民からの理解を得て、出店・出演者をはじめ来場者の多くから翌年の開催を望む声があり、青年部の地域振興に対する期待度も高まったといえる。
・企画から運営まで、すべてが相模原YEGメンバーの手づくりであり、40人という少人数での実施にも関わらず、それぞれの部員一人ひとりが積極的に、また熱意をもって取り組んだ結果、事業は極めて盛況に終わり、スローガンどおりの「心に響く感動」を全員が感じることができ、青年部の結束がよりいっそう強まった。
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連携単会名 |
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協力団体・企業 |
神奈川県県央地域県政総合センター、相模原市、相模原市自治会連合会、相模原市幼稚園協会、相模原市印刷協同組合、潟^ウンニュース社、相模経済新聞社、横浜ウォーカー、椛豪ヲエージェンシー、ジャパンビバレッジ、相模原商工会議所、他協賛企業・団体180社
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開催場所 |
相模原市民会館、相模原市立産業会館、相模原市第2駐車場、周辺道路
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開催期間 |
2008/11/24 - 2008/11/24 |
事業運営人数 |
40人
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関連事業継続回数 |
1回
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事業目的・目標 |
これまで目立った名物の少なかった相模原市の特産品創りをするとともに、市の合併後問題視されている旧相模原地域と津久井地域地域間の交流を活性化させ、地域の振興を図ることを通じ、相模原商工会議所青年部として長年活動を継続してきた相模原の伝説「てるて姫」事業を、40周年を機に市民に広く周知させ市民の地元意識の向上を図る。
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特徴・特色 |
市民まつり級の規模となった本事業は全てが青年部員の手によるもの。事業成功のために40名全員が熱意を持って取り組み、現部員に実施のノウハウがなかった部分は行動力でカバーし、多くの市民の共感や多くの支援者の賛同を得て大成功に結びついた。
40周年という節目の年に相応しい一大事業となり、まちおこしとしての成果はもちろんのこと、青年部としても大きな経験を得た事業であった。
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将来像・夢 |
相模原といえば「てるて姫」、「てるて姫」といえば「相模原商工会議所青年部」の図式を構築した上で、イベント、商品、伝統行事などさまざまな地域資源との融合をし、全国的に有名になるような相模原の名物をつくる。また、青年部の活躍を市民にもっと知ってもらい、地域における青年部の地位の更なる向上を目指す。
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関連HP |
てるてフェスタ2008
相模原商工会議所青年部
町田経済新聞
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