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事業名称 三木ものづくりルネッサンス『カッジャーニア』
登録単会名 近畿/兵庫県/三木YEG
テーマ 地域資源の継承による次世代育成
事業内容 本事業は、兵庫県商工会議所青年部連合会が兵庫県から若手後継者等育成事業補助金を受けて実施しているアントレプレナーズ事業の第2回目の事業を当青年部が主管し、企画・運営したものである。
◆「カッジャーニア」 ネーミングの由来
「カッジャーニア」というネーミングは、「キッザニア」と「鍛冶屋」の造語。三木市は、のこぎりなど金物の産地であるので、当然かじやの町である。このネーミングを思いついたきっかけは、友人と話をしている時、キッザニアの話題なった。「キッザニアは大変面白いけれど、そこで体験できる仕事は大企業や公的な仕事ばかりで、地域の伝統産業を体験できるキッザニアみたいなものが、これからは必要になるじゃないか」、「三木だったらさしずめカッジャーニアですか?」と言ったのが、そのまま事業タイトルになった。
◆「かじや」と「キッザニア」を組み合わせる必然性
育った町を出てゆく人も、育った町に残る人も、自分たちの育った町の素晴らしいところをほとんど知らないというのが現状。これからは、育った町を出てゆく人には町の宣伝マンになってもらう。育った町に残る人も、町の素晴らしさをどう未来につなぐかを考え、実行していってもらうような地域教育が必要だと感じる。それが戦後の教育からすっぽりと抜け落ちていたために、あらゆる地場産業が衰退したばかりでなく、子供たちは育った町の良さを知ることなく、我が町に誇りを持つこともなかったのではないかという思いから、かじやの町の産業文化を次世代に伝えるこの事業を考えた。
以下に、事業の概要を報告する。
【事業概要】
平成22年5月に三木市内にオープンした「かじやの里メッセみき」を会場に、以下の3点を事業目的として実施。
@地域のリーダーや地域の大人に学校教育や各地域の活動の中に、地域のものづくりを通した人間教育の位置づけの重要性を認識してもらい、さらに地域資源の重要性の認識と保護、活用について、どう行動してゆくべきかを感じてもらう。
Aこれからの三木を支える子供たちに、日本・世界でも有数な技術を持つ三木の金物のすばらしさ、本物のものづくりの伝統を伝える。
B三木の金物の歴史から住民さえも知り得なかった三木固有の特徴を発掘し、忘れていた地域の宝を再発見するために行う。
1.かじやのまちのお仕事体験
 〜暮らしを支える三木の金物体験〜
三木の金物と「衣」「食」「住」のかかわりをテーマに、のこぎり、かんななどの三木の金物がみんなの暮らしとどんなかかわりがあるかを体験する。
1)道具のワークショップ
のこぎり・のみ・かんなの三木金物で加工体験
2)「衣」のワークショップ
  金物で型を切り抜いて、型染めを体験
3)「食」のワークショップ
  マイはしづくり
4)「住」のワークショップ
 @Let’s建前!みんなでお家をたてちゃおう!
建築士会の協力のもと、小学生が実際に棟が上がるまでの家づくりを体験
 Aこて絵体験
  鏝を使い、ボードにカラー漆喰で好きな絵を描く体験
5)その他
   鉋台製造見学・体験、ノコギリ演奏体験、鰹節削りと包丁研ぎ実演など
2.特別ワークショップ(日本固有の鉋加工体験と講話)
  テーマ:「昔の日本家屋の木が輝いているのはなぜか?」
  講 師:木工職人 徳永 順男 氏
  内 容:砂鉄からたたら製鉄で作られた鉋を使って徳永氏は何を達成するのかなど、日本固有の「鉋」の秘密をお話いただいた。
3.地域再発見フォーラム
“聞き書きの名手”塩野米松氏を招き、三木の金物づくりに関わってこられた人々から三木金物の歴史をひもときながら、地域が失ってはならない資源や心を掘り起こした。
コーディネーター:塩野 米松 氏
パネリスト:
鰹三郎 代表取締役 魚住 昭男 氏 (鉋職人)
オーク製作所 堀場 敏宣 氏 (鉋台職人)
潟~ヤケ 代表取締役 三宅 寛治 氏(金物卸商)
効果・成果 ◆ものづくり・技術の継承の重要性
三木の金物産業も全国の地場産業と同じように廃業する事業所も増えている。それでもなお、私たち三木最大の地域資源は金物づくりの技術で、これからはこうした地域の宝が非常に高い価値を待つ時代がやってくる。これら地域固有の資源をしっかりと残して、活用することが必要な時代になると考える。だから、しっかりとこれらの地域の資産を次世代に伝えていき、伝統の保存と観光、そして技術改革で次世代の基幹産業を育ててゆき、地域で雇用を生み出すことができるようにしていかなければならない。
日本の地場産業の次世代育成や継承を考えるとき、現在がそれを支えてきた職人の引退ラッシュであることが思い起こされる。「良い技術を持った職人がいなくなってしまう前に保存し、次の世代に伝えなければ」というのは決して三木だけの問題ではないと感じる。
連携単会名
協力団体・企業 三木工業共同組合青年部、(社)兵庫県建築士会社支部、篠山市左官技術研究会、鰹三郎、潟~ヤケ、オーク製作所、徳永家具工房、三寿ゞ刃物製作所、ヒシカ工業
開催場所 かじやの里メッセみき
開催期間 2010/9/23 - 2010/9/23
事業運営人数 57人
関連事業継続回数 1回
事業目的・目標 子ども達にものづくりのワークショップを通して、日本・世界でも有数な技術を持つ三木の金物のすばらしさ、、本物のものづくりの伝統を伝え、地域のものづくりを通した人間教育の重要性について地域の大人にも感じてもらう。さらに、フォーラムでは地域資源の保護・活用という視点から、地域の産業文化の歴史から住民さえも知り得なかった三木固有の特徴を発掘し、忘れていた地域の宝を再発見するために行う。
特徴・特色 @参加体験型のワークショップでものづくりの伝統と技術のすばらしさを体感してもらう。
A地域再発見フォーラムでは、地域資源の保護・活用の視点から地域の宝を再発見する気づきを与える。
将来像・夢 地域のリーダーや地域の大人に学校教育や各地域の活動の中に、地域のものづくりを通した人間教育の位置づけの重要性を認識してもらい、さらに地域資源の重要性の認識と保護、活用について、どう行動してゆくべきかを提起するイベントを今後も継続して取り組んでいく。
関連HP
登録単会情報
単会名 近畿/兵庫県/三木(みき)YEG
設立年月日 1991年2月6日
会長名 松井 秀樹
事務局住所 〒673-0431
近畿/兵庫県三木市本町2丁目1−18
TEL 0794-82-3190
FAX 0794-82-3192
URL http://www.mikicci.or.jp/
単会PR 発足以来、まちづくりを中心に活動しております。特にコミュニティFM放送局を調査・研究・提案をした結果、エフエムみっきぃの立ち上げ開局に貢献することができました。また、最近は積極的にビジネス交流が出来る仕組みづくりに取り組んでいます。また当YEGが三木金物であるのこぎりの形をしたライスバーガー「のこぎりバーガ」の開発に取り組み、イメージソングとともに完成し、新聞、テレビに取り上げてもらった。そして、現在多くの市内飲食店に協力をお願いし、「のこぎりグルメマップ」を作製。本年度も引き続き、多くのイベントに参加、のこぎりグルメのPR活動を行っている。
国際交流 昭和41年よりアメリカ合衆国カリフォルニア州バイセリア市と姉妹都市提携
特産品 金物、酒米山田錦、地酒葵鶴
健康 ブルボンビーンズドーム(兵庫県立三木総合防災公園屋内テニス場)
、コミュニティスポーツセンター
教育 関西国際大学、教育センター
イベント 金物まつり、ふれあいマラソン、秋まつり、別所公春まつり、湯の山街道フェスティバル他
歴史文化 湯の山街道、平井山本陣跡、三木城址、志染の石室、藤原惺窩生誕地
観光自然 グリーンピア三木、県立三木山森林公園、道の駅みき、三木ホースランドパーク、観光ぶどう園、山田錦の里他
博物館 金物資料館、堀光美術館
人物 若藤親方(元皇司力士)、玉岡かおる(作家)、上田桑鳩(書家)、藤原惺窩(儒学者)
主要企業 椛O田精版印刷、潟~ヤナガ、潟Cトー
その他