事業名称 |
京のビジネス コラボtoアライアンスフェア
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登録単会名 |
近畿/京都府/京都YEG |
テーマ |
目からウロコのドッキング!
京のビジネス コラボtoアライアンスフェア
〜チャレンジする京都の企業展〜
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事業内容 |
他の企業と自社の強みを生かしたコラボレーションやアライアンスによって、分野の垣根を越えて発想の転換を行い、新しい製品やビジネスモデルなどを作り出し躍進している個性豊かな京都企業13社による展示会。製品開発に至る過程なども映像やインタビューを交え紹介。
コーディネーター 毛利八郎氏(関西テレビアナウンサー)
アドバイザー 佐藤典司氏(立命館大学 経営学部
環境デザイン・インスティテュート教授)
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効果・成果 |
様々なコラボレーション(協業)やアライアンス(連携・提携)を通して、躍進している企業を取り上げ、未来を担う若手経営者をはじめ、多くの人々に企業のチャレンジする姿をご覧いただき、ビジネスに携わる多くの方々に勇気と元気を与えることを目指します。
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連携単会名 |
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協力団体・企業 |
後援:京都府、京都市、京都商工会議所
協力:ゼスト御池
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開催場所 |
京都 御池地下街「ゼスト御池」河原町広場・市役所前広場
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開催期間 |
2004/9/19 - 2004/9/19 |
事業運営人数 |
40人
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関連事業継続回数 |
1回
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事業目的・目標 |
本年度テーマ「Think Global Action Local」。広い視野で世界を見つめた時、私たちは京都のYEGとして何をしなければならないか、を具現化した事業です。
京都の持つアドバンテージをさらに生かす手段として、それぞれの企業が持つ長所を組み合わせる「コラボレーション」、または、より強い結びつきを意味する「アライアンス」を実践する企業を広く紹介し、新たな事業展開や商品開発の可能性を探る目的で実施いたしました。これによりビジネスに関わる方はもちろん、一般の市民の方々、また京都YEGメンバーのビジネスに向かう意識の啓発、新しい発想を育むことを目標と致しました。
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特徴・特色 |
京都には長い歴史に培われた、技術やノウハウが今も蓄積されています。しかし長引く不況の中で、京都の伝統や文化の形成に寄与してきた業種や中小零細企業は、中国をはじめとする廉価商品にビジネスの場を奪われつつあります。こうした状況下において、京都の価値ある商品を作るプロセスで1200年の時間に裏づけされた他の誰もが真似のできない技術やノウハウが存在します。
例えば、京都YEGのメンバーに紋付を染める技術を持つ会社があり、その黒色は世界で一番深い黒といわれています。その会社は近年、技術改良を重ね、ビニールやナイロンを染めることに成功しました。
このことにより、紋付けとは違うフィールドへビジネスは展開し、外国の有名ブランドとのアライアンスを行う計画も見えてきています。
このたびの事業は、京都の持つ優位性に甘んじることなく、コラボ&アライアンスをキーワードに世界を視野にいれ、チャレンジする13社の企業を広く伝え、閉塞感に包まれた中で、企業が活路を見出すための一つの手段をイベントとして表現したものです。
当日は単に展示するだけでなく、事前に出展企業を訪問し、VTR収録した映像を上映し、商品の特徴、開発にいたる苦労話等を代表者や開発担当者にインタビューし、発送の転換やチャレンジ精神を来場者の前で発表していただきました。
また出展いただいた企業は「京都青年団体会議」の中で培われたネットワークを活用し、他の青年団体からも出展いただき、会の垣根を越え、単会の枠にとどまらない広がりを実現しました。
当日10月19日は「第11回京都まつり」が開催され、本イベントは、まつり会場地下の商店街にご協力いただき、約43,000人の来場者の中で開催。地元商店街の集客にも寄与しました。
この事業は、テレビ、新聞等多くのマスコミに取り上げていただき、商工会議所の青年部らしい意義ある取り組みとして評価していただきました。
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将来像・夢 |
「YEGの綱領・指針に基づき、京都のYEGでしかできない事業があるはず」。
こうした想いを持って今年度はスタートしました。自らのビジネスを発展させるためには、地元を発展させることが大切であり、それはYEGの使命でもあります。京都は世界に名の通ったブランドの街です。
しかし、長い歴史の遺産を食いつぶすだけでなく、次の京都を創造する責任が私たちにはあります。
そういう意味において、今回のイベントは1日だけのお祭りではなく、1年間を通じた新たなブランド構築のための、発展的事業ととらえています。
京都YEGは、約300名の会員を有することから、月例ではなく、年3回の全体事業をもって皆が参加できる場を設定します。
6月に全体事業を実施した「京都YEGビジネス交流部会」は、300人の会員の会社に出向き、ヒアリングする中で、会員企業の特徴・優位性・発展性等をデータベース化し、会員間のビジネスマッチングを事業化しました。
これはBtoB・Cへのビジネスシーンの広がりを目指すものです。
今回エントリーした「コラボtoアライアンスフェア」は、こうしたデータを活用し、会員企業の特性(長所)が、結びつくことで新しいステージを見出せるきっかけの場と位置づけています。
この事業を受け、来年の2月には「京都ブランディング部会」による3度目の全体事業を実施し、京都の最大の武器ともいえる「ブランド」をYEGの目線で、今の時代だからこそ必要な「京都ブランド」を考えてゆきたいと思っています。
本年は一つの部会(委員会)が始まり、完結する形ではなく、5つの部会が連動し、一つの形を生み出すためのプロセスを事業化しており、単会内のビジネスの活性化、自らのビジネスの広がり、さらには京都YEGが創り出す新しい京都ブランド構築を目指します。
この取り組みは、当然1年で完結するものではありませんが、今年手掛けた事業がDNAとして受け継がれ、また形を変えて成熟していくことを期待します。
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関連HP |
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