事業名称 |
全国リサイクル商店街サミット〜サミットを契機とする春日井YEG新たなる旅立ち・キーワードは「協同・連携」
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登録単会名 |
東海/愛知県/春日井YEG |
テーマ |
リサイクルをキーワードにつながる、始まる地域間連携と協働の時代
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事業内容 |
春日井YEGは、かつてYEG大賞受賞となった、春日井まつりにおけるラーメン横丁の開催をスタートより7年継続する中で、青年部自らの研鑽からステップアップし、春日井市全体へ波及効果のある大きな流れを模索する中で、時に会場や日時を春日井まつりから外して賭けとも言える単独開催にし、三日間で23000杯という全国一の売上杯数を誇る一大イベントにまで発展させたり、ラーメンマップの作成や、マスコミを通じて、一つの地域文化まで高めようと模索をする中で、市内十数軒のラーメン・中華料理店の店主の皆様の賛同を得て、中華組合とは全く別個の「春日井らーめん・がんこ会」というラーメンを切り口にした、独自の地域おこしの団体を生み出し、今日に至っています。このがんこ会は現在も、市内の桜まつりや、出店要請のあったイベント会場に「がんこ会」として共同店舗を出店するまでになり、先日は同じく春日井の名産(実生出荷額日本一)である「サボテン」を切り口にした料理メニューでNHK番組に登場するなど、青年部から独立した活動を展開する中で地域の話題作りや、加盟店の研鑽・友情の育成といった効果を生んでいます。
ラーメンまつりで春日井YEGは同時にこだわり続けたのがECO100%のまつり、すなわち、ラーメンを提供する際に出る、器、箸、残汁、残飯に至る全ての廃棄物を100%リサイクルするというもので、まつりを通して、そのノウハウを蓄積し、環境に優しいまつりという目標も達成しながら、今日までその理念を貫いております。
そのような背景の中で、次に春日井YEGが取り組むのは、こうした地域を巻き込むイニシアチブ、リサイクルのノウハウを活かした、各方面との連携を前提とした活動形態です。そのような考え方の中で、本年9月5日・6日春日井の地で行われたのが、全国リサイクル商店街サミットであり、その看板となるリサイクルの切り口と連携を模索する重要な柱を青年部が担当することとなりました。
サミットは、早稲田商店会主催の第一回目から数えて第九回目にあたり、当日は小池環境大臣(当時)を迎えての式典も執り行われました。分科会形式で行われた各会場の中で、青年部はエコ・リサイクルをテーマとした分科会を主催し、春日井市役所文化フォーラム内会場にて、パネルディスカッションを開催し、また自ら春日井商工会議所・地元企業が中心となって推進をする企業ゴミリサイクル推進事業の目玉「春日井そだち」のPRも行いました。
前年度YEG全国大会で皆様にもお越し頂いた愛知万博を契機に登場した「万博エコマネー」このエコマネーを対象とした商品の中に、このリサイクルサミットを契機として、春日井そだちをアイテムとして加えて貰うことがその後の展開で決まり、同時にリサイクルサミットを計画したお膝元の春日井市・勝川商店街ではエコマネーセンターの名古屋以外では初の設立に向けた模索が始まっています。
本年度春日井YEGは、がんこ会設立で培ったノウハウを契機に、行政・商工会議所との連携を再び見つめ直し、特に今、その中で着目されている産学連携ものづくりの流れに着目し、研鑽に励んでいます。9月に行われた愛知県連・会長会議を春日井市の地元中部大学キャンパス内で会議から講演、懇親会まで行えたのも、その産学連携のプロセスの中での事であり、壁にぶち当たった感のある、行政主体の産業フェアへの関わりを、中部圏産学連携ものづくりサミットの観点から再構築する、まさにその過程での全国商店街リサイクルサミットの開催となったのであります。
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効果・成果 |
春日井YEGで培ってきたリサイクルの理念が、新たな方向性を生み出した事、本サミットを契機に行政・商工会議所に加え、さほど連携間のなかった商店街連合会との連携に及んだこと。春日井YEGがPRした事により、春日井商工会議所で生まれた春日井そだちが、改めて認識され、万博エコマネーの対象アイテムとして加わることで、さらなる企業ゴミリサイクルの理念と実用効果が高まること、これれを契機に、さらに産学連携まで含めた大きな流れの中で商工会議所青年部という組織の新しい活動と研鑽の場が生まれること。同時に地域にYEGという組織がさらに認知されていくことです。
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連携単会名 |
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協力団体・企業 |
第9回全国リサイクル商店街サミット春日井大会実行委員会・春日井市・春日井商工会議所・春日井市商店街連合会・勝川商店街組合
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開催場所 |
ホテルプラザ勝川、春日井市文化フォーラム視聴覚室、勝川商店街
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開催期間 |
2006/9/5 - 2006/9/6 |
事業運営人数 |
30人
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関連事業継続回数 |
1回
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事業目的・目標 |
サミット・まつりは「契機・手法」であるので、こうした機会を捉えて各方面との連携を拡大し、協働してさらに大きな商工業活動のきっかけにすること、その中で、リサイクルがビジネスモデルとして成り立つことへのテストケースを確立すること。
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特徴・特色 |
過去の春日井YEGが培ったノウハウ・手法を活かした展開であること。
あくまで「連携・協働」を基本にした、従来の関係先とはその関係・つながりの再構築を目指し、新たな関係先を加えることで、ダイナミックな動きを起こすこと。
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将来像・夢 |
中部産学連携ものづくりサミットとの連携の中で、産業フェアを実行性且つ、本来の意味あるものに近づけていくこと。当面はOB会も一つの協働団体として働きかけること、さらに青年会議所やその他様々な商工団体にも働きかけをして、より大きな流れを生み出すこと。リサイクル循環社会がビジネスモデルとして定着し、事業として成り立つこと。
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関連HP |
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