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事業名称 「エコロジーはエコノミー」〜中小企業の環境経営〜
登録単会名 関東/静岡県/浜松YEG
テーマ  世界全体が地球温暖化等の環境問題対策に取り組まなければいけなくなった昨今、日本の企業の約97%も占める中小企業が環境問題対策に取り組む事はとても大きな成果を発揮することでしょう。そこで、経費削減(エコノミー)の観点から環境問題対策(エコロジー)の取り組み方を提案することにより、中小企業でも興味を持ち、実践していただけるのではないかと考え、中小企業の環境問題への取り組み方を研修のテーマとしました。
事業内容  今年7月に日本で北海道洞爺湖サミットも開催され、長期目標と中期目標の2つの合意を取り付け、長期目標では「2050年までに世界全体の排出量の少なくとも50%削減を達成する目標」が掲げられ、京都議定書に変わる新しい枠組みが提示されています。
 そして、その京都議定書(1997年)では、世界各国はそれぞれ自国のCO2排出量をきめられた数値まで減らしましょうという目標がたてられており、日本は1990年に比べて6%の削減目標(現実は1990年当時より削減どころか増えているという状況で、約13%削減しなければならない。)があり、その開始年度が2008年の今年でもあります。
 さらに、今年の11月の全国大会びわ湖大津大会では「商工会議所青年部環境行動宣言」が採択され、YEGにとって、この2008年度は「エコ元年」と言ってもいいでしょう。
 浜松YEGとしても、青年経済人として環境問題対策に取り組む事の必要性を感じ、今年度の全体研修のテーマを「エコロジー」としました。
 しかし、YEGのメンバー企業の中のほとんどが中小企業ということもあり、地球温暖化等が世間で騒がれていても、企業規模や費用の面から大企業のような「環境問題対策」の難しさを実感しました。
 そこで、環境問題対策も経費削減につながれば、中小企業でも取り組む事ができるであろうというところに着目し、「エコロジーはエコノミー」〜中小企業の環境経営〜というテーマのもと、研修に取り組みました。
 環境関係の書籍を何冊も輪読し、インターネットで調べ、浜松市環境部環境企画課主催の「中小企業向け簡易型環境マネジメントシステム『エコアクション21』」のセミナーや、静岡県地球温暖化防止活動推進センター主催の「フォーミュラ・エコトライアル」というエコドライブの手法を実践で学ぶ講座に参加したり、「宇宙から見た地球環境展」を見学したり、夏至の日にはメンバーのカフェが主催する「キャンドルナイト」に参加したりと、自主研修を重ねました。
 そしてその成果を冊子「やらまいか エコ・エコ ガイドブック」(2,000部)にまとめ、全体研修時のテキストにしました。また、メンバーの営業ツールとして、あるいは商工会議所を通じて地域の企業に配布する事により、地域の多くの中小企業を啓蒙できるのではないかと考えました。
 その内容は、最初に「環境問題概要」を判りやすく説明するため、「常務島耕作」の漫画の一部を講談社と掛け合い掲載し環境問題に興味を持ってもらった後、中小企業が環境問題に取り組む事「中小企業の環境経営」の重要性を説きました。
 そして、「エコ・エコポイント」(エコロジーでエコノミーなポイント)として、経費削減になる環境問題対策を、「電気編」「水編」「石油・ガス編」「エコドライブ編」「ゴミ編」「紙編」「グリーン購入編」「建物編」「工場編」と9つの項目に分類し、中小企業向けに簡単に取り組む事ができる内容を厳選して提案いたしました。 また、その合間には「えこ・こらむ」として「eco検定」のことなど9つの内容を掲載しました。
 さらに環境問題対策に興味を持ってもらった後、実際に自社に取り入れる手法として、ISO14000を代表とする「環境マネジメントシステム」の中で、安価で中小企業でも取得可能な「簡易型環境マネジメントシステム」(エコアクション21やエコステージ等)を紹介し、取得するよう提案いたしました。
 「やらまいか エコ・エコ ガイドブック」の作成には、仕事の合間に原稿を作成し、メンバー間で侃々諤々と議論しながらの作成でしたが、メンバー間の絆が深まったり、組織運営を学んだり、またエコ川柳という楽しい企画案で和みながらの学びの多い体験となりました。
 全体研修当日は、第一部「『エコロジーはエコノミー』〜中小企業の環境経営〜」では 「やらまいか エコ・エコ ガイドブック」の目次にそって、各メンバーが調査、研究した成果を、想いを込めて自らが講師となり発表し、詳細な内容に関しては 「やらまいか エコ・エコ ガイドブック」を改めて読んでもらう形態にしました。
 そして第二部では、環境コンサルタントをされている有限会社インターナチュラル代表田丸講師を招き、「中小企業と環境マネジメント 〜今、我々に出来る事〜」という演目で、環境問題を専門家としての視点からお話しいただき、出席メンバーも興味を持って聞くことができました。
 この研修により、環境問題に対してメンバーに気付きを与えることができ、また中小企業も環境問題対策に取り組む意義、必要性、メリットを提案することができました。
効果・成果   「やらまいか エコ・エコ ガイドブック」作成にあたり、作成した研修広報委員会のメンバーにとって、環境問題に対する知識と作成時の組織運営や協力体制など非常に良い自己研鑽となりました。
 全体研修へ参加したメンバーに対しては、環境問題に興味を持ってもらうことができ、実際に会社に持ち帰り、一つでも二つでも実践していただけることでしょう。なかには来年度、浜松市役所主催の無料の「エコアクション21取得講座」を利用して、取得する予定というメンバーもいました。
 また「やらまいか エコ・エコ ガイドブック」を全体研修に参加できなかったメンバーにも配布いたしますし、浜松YEGのメンバーの営業ツールとしてもお客さま等の企業に配布したり、浜松商工会議所を通じて地域の会員企業にも配布し、多くの中小企業に環境問題に関する啓蒙ができました。
 今回の全体研修「『エコロジーはエコノミー』〜中小企業と環境経営〜」および 冊子「やらまいか エコ・エコ ガイドブック」により、浜松周辺の中小企業が環境にも経営にも役立つことを実践し、地球温暖化対策に大きな力となって貢献していただけることでしょう。
 そして、自分たちで調査・研修した成果を自ら講師となり発表する事を他のメンバーに伝え、専門家にも講演をしていただいて、さらに深めると言う自己研鑽型の研修方法も一つのモデルとしてとても良かったと感じています。
連携単会名
協力団体・企業 浜松商工会議所、浜松市環境部環境企画課、
開催場所 浜松商工会議所7F労政会館第一、第二会議室
開催期間 2008/11/26 - 2008/11/26
事業運営人数 50人
関連事業継続回数 1回
事業目的・目標 環境問題対策への貢献と中小企業の活性化
特徴・特色 浜松YEGが得意とする提言の形式をとり、まずは自らが研修・調査し、それを冊子にまとめ、発表し、また専門家の講師に講演をしてもらうことで、さらなる知識の探求をはかる。
また、まとめられた冊子を配布することにより、さらに地域に発信していくことができる。
将来像・夢 ・すべての中小企業の環境問題への取り組み
・簡易型環境マネジメントシステムの認知、普及、取得
・環境経営による財務体質の改善と社内の組織化等のレベルアップ
・地球温暖化の解消への貢献
関連HP
登録単会情報
単会名 関東/静岡県/浜松(はままつ)YEG
設立年月日 1985年12月13日
会長名 石原 慎介
事務局住所 〒432-8501
関東/静岡県浜松市中区東伊場2-7-1
TEL 053-452-1114
FAX 053-452-6685
URL http://www.hyeg.jp/
単会PR 浜松YEGは、浜松という枠組みを超えた仲間との出会いを無限に広げてくれます。様々な事業動を経験し、お金では買うことができない達成感を分かち合う。浜松YEGのみんなが、自ら飛び込み、交流し、自分自身をさらけ出し、一回りも二回りも大きく成長し、自分の人生に、そして浜松YEGの組織運営に役立つ人間を育てることを目指しています。
国際交流 市民参加で国際交流協会を発足し、様々な事業を行っている。※姉妹都市や交流都市、交換留学生等を行っている都市。ワルシャワ市(ポーランド)、サンレモ市(イタリア)、ロチェスター市(アメリカ)。
特産品 ガーベラ、三ケ日みかん、うなぎ、うなぎパイ、ピアノ、かんぱん、オートバイ、
天然とらふぐ、うなぎんぼ、ふぐっきー
健康 やらまいか健康浜松21を創設。市民あげて健康都市を目指しております。
教育 浜松医科大学、静岡大学(浜松キャンパス)、静岡文化芸術大学、聖隷クリストファー大学、聖隷クリストファー看護大学、浜松大学、浜松学院大学、放送大学(浜松サテライトスペース)
イベント 浜松まつり、浜松国際ピアノコンクール、浜松ゆかた祭り、夢づくりフェスタ、冬の蛍。
歴史文化 浜松城は、家康が築いた城である。駿府城に入るまでの17年間をこの地で過ごし、姉川、長篠、長久手、三方ヶ原などの難戦を乗り越え徳川300年の歴史の基礎を築いた。そして元亀元年(1570)岡崎城から浜松城に移った。(家康29歳)三河から次々と勢力を伸ばしていった家康にあやかり出世城とも呼ばれている。
観光自然 浜名湖、中田島砂丘、浜松城、舘山寺温泉、たきや漁、天竜川、
浜名湖ガーデンパーク(元しずおか国際園芸博覧会会場)
博物館 浜松楽器博物館、秋野不矩美術館、賀茂真淵
人物 賀茂真淵、徳川家康、水野忠邦、本田宗一郎、山葉寅楠、古橋広之進、木下恵介、鈴木光司、高樹沙耶、大澄賢也、筧利夫、袴田吉彦、松本志のぶ、康珍化、鈴木尚典、武田修治
主要企業 ホンダ、ヤマハ、スズキ、浜松ホトニクス、河合楽器製作所、ローランド、丸八真綿、
テイボー、春華堂、ムトウ、生活倉庫、一条工務店
その他 浜松YEGは、85年の創立時より政策提言書を毎年度作成。
浜松市は平成19年度に政令指定都市に移行しましたが、広域合併〜政令指定都市構想は、浜松YEGの提言に端を発しています。