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事業名称 三単会広域連携交流事業「会津若松YEG・会津喜多方YEG・米沢YEG」
登録単会名 東北/山形県/米沢YEG
テーマ 【テーマ】
隣接する地域間で、また、県境という垣根を越えて多方面での活動や情報の交流を通じ、相互における単会活動充実と会員研鑚を図る。併せて、広域的な交流基盤となることで、地域間における相互理解を深めながら、経済・文化・人口交流の機会創出を行い、地域の振興と活性化に寄与することを大きな目的としている。
【事業内容】
本事業は、継続的な取り組みを行うことで、平成15年度より実施している。これまでには、合同研修会としてテーマ別のディスカッションや、互いの地域イベントへの参加による交流、また、各単会の事業や活動を学び、自会活動へのヒントや新たな事業展開への取り組み等を行っている。
【取り組みに至るまでの経緯】
会津若松・会津喜多方・米沢は国道121号線上に位置しており、母体である商工会議所自体でも従前から『置賜・会津地域広域交流協議会』等で地域発展のための交流や懇談を行っている。この交流の重要なキーともなっている“国道121号線”という道路を一つの大きなバックボーンとしてYEG間でも連携を深める取り組みを行い、様々な交流事業等を通じて相互研鑚と地域振興を行っていこうと合意されたもの。
≪国道121号線とは≫
会津地方と米沢は県境を挟み隣接する地域であり、もともと「大峠道路」は両区間を結ぶ二級国道であったが、この大峠は急勾配・急カーブ・隘路が続く最大の難所と言われ、自動車の転落事故なども後を絶たず、通行できるのは冬季を除く六ヶ月に限られていた。この道路の改良は戦前からの悲願でもあり、会津喜多方商工会議所・米沢商工会議所が共に運動を展開してきた経緯があった。昭和51年に両商工会議所の役員議員により『米沢・喜多方懇談会』を実施、その後、合同陳情に代表される運動を展開してきた。こうした両商工会議所の運動と地域の願いが実を結び、「新大峠道路」工事の事業化が認められ、昭和55年に工事が開始、平成4年に新大峠121号線「レインボーロード」として開通された。現在は、会津と米沢の動脈道路として重要な役割を担っている。
事業内容 ◆地域間交流合同研修会
期 日:平成16年3月6日(土)
場 所:福島県熱塩加納村日中温泉『ゆもとや』

この研修会が実質的な第一回目の交流事業開催となる。
各単会より総勢57名が参加。各市の経済情勢や産業事情、またイベントや特産品などに関する情報交換が行われた。その後、『歴史に学べ、峠がむすぶ文化交流』と題し、“観光”“まちづくり”“起業家養成・教育”“食文化”“国際化”のテーマ別グループに分かれて、各地域や企業が抱える課題や、今後の可能性、方向性などについてのディスカッションが行われた。このディスカッション交流によって、参加者は各々、相互地域が抱える課題やについて深く共感できる部分や、あるいは各地域独自の背景から新鮮な刺激を受ける部分等もあり、今後も相互の理解を深めながら、互いに地域発展のために協力し合うことを再確認
すると共に約束がされた。

◆イベントへの相互参加
16年度ではイベント参加交流として、他地域のイベント取り組みについて、参加することにより実際に体験し、その地域性や特色・背景などを学んだ。

@米沢上杉まつり〔米沢市:平成16年5月3日(月)〕
A上杉鷹山公生誕祭〔米沢市:平成16年7月25日(日)〕
B会津秋まつり〜会津藩公行列〜〔会津若松市:平成16年9月23日(金)〕
C会津喜多方YOSAKOI庄助祭り〔会津喜多方市:平成16年11月3日(水)〕
D喜多方レトロ横丁〔会津喜多方市:平成17年7月23日(土)〕

≪イベント交流での歴史的効果≫
会津若松市の菅家市長(会津若松YEGのOB)には、YEGの広域交流には深く趣旨賛同を得ることができ、『米沢上杉まつり』には会津若松YEGのメンバーと共に参加された。米沢市では安部市長がこれを歓迎し、特別に上杉援軍として会津軍団の行列を設置、共に行列での行進を行っている。
また、その際に、米沢市の龍泉寺というお寺に両市長が共に参詣を行っている。
実は、歴史上において米沢藩と会津藩は深い溝を抱えていた。
戊辰戦争の際、官軍からの攻撃により窮地に陥った会津藩は堀粂之助という藩士に対して米沢藩からの援軍を要請する藩命を出す。当時、会津藩と米沢藩は『奥羽北越列藩同盟』を結ぶ盟友であった。藩命を受けた堀粂之助は自分の命も顧みず峠を越え米沢藩へと赴き、米沢藩の家老に対して援軍の申し入れを行う。しかしながら、米沢藩の状況も一変しており、官軍への降伏の意を既に固めていたことから、この申し入れを断ることになる。藩命を果たし得なかった堀粂之助はそのまま帰るわけに行かず31歳の若さにして無念の自害を果たすこととなった。米沢藩はその死を悼んで龍泉寺に墓を建て埋葬した。傍らには、『神かけて誓ひしことのかなはねば ふたたび家路思はざりけり』という、その悲しい一生を謳った碑が建てられている。この歴史的な悲劇から、会津と米沢にとって少なからずの『しこり』が残されてきたことは否めないと思われる。
しかしながら、このイベント交流がきっかけとなり、両市を代表する両市長が揃って、堀粂之助の墓を参詣することが出来たという事は、長い歴史において飛躍的な新しい第一歩を踏み出すことが出来たのではないかと考えている。

また、9月の会津秋まつりには米沢市長が訪問しイベントへ参加。関係者および市民からも歓迎を受けることが出来た。


◆子供たちへの起業家精神育成事業(会津若松YEGの取り組みから学ぶ)
会津若松YEGでは、平成12年よりJEC(ジュニア・エコノミー・カレッジ)という事業に取り組んでいる。この内容は、YEGメンバーとして、若手商工業者として、『地域の子供たちに商売の楽しさや厳しさを実際に体験してもらおう』という起業家精神育成事業であり、通常の学校授業では体験できない経験を通じて、子供たちの発想する力や困難を乗り越える力を育成し、延いては将来の起業家を育成しようというものである。
具体的には、小学生を対象として1チーム5名で仮想会社を設立。社長のほか販売・営業・生産・会計などの担当を設置。自分たちで商品の企画立案を行い、販売目標や経営戦略を考え、プレゼンを実施。借入金や資本を募り商品生産。実際にイベント等に参加し、販売活動を行った上で決算までを行うという本格的、且つ実務的な体験事業。
米沢YEGでは、その取り組みに関する内容を会津若松YEGより教えて頂き、米沢市内で独自の起業家精神プログラムを課外授業として実施している中学校に協力を行った。生徒が考えたビジネスプランへのアドバイスや販売機会(イベント参加)の提供、販売や決算指導などにも協力を行った。
効果・成果 【児童教育への支援による効果】
こうしたカタチで地元経済人が地域の児童教育に貢献できることは青年部メンバーとしても嬉しいことであり、また子供たちから学ぶ部分も非常に大きかったと考える。会津若松YEGの良い取り組みを、自会の良い活動としてフィードバックできたことは、やはりこうした広域連携交流が行うことが出来たことによる一つの成果であると確信している。

【今後の広域連携交流事業の方向性と寄せる期待】
まだ開始して間もない広域連携交流事業としての取り組みであるが、これまでの経過では各単会は勿論、各地域にとっても各メンバーにとっても大きな実績を残すことが出来たと考える。我が国の昨今の事情を鑑みると、高速交通網が整備され都市間の移動時間は短縮され、また情報機器と利用技術の進化により、全国の様々な情報が得られるようになってきていると思われる。そうした中で、他県・他地域といった垣根を取り払い、広域的な連携の繋がりを持つことは、互いにとっても非常に有意なことであり、また、今後の地域経済発展への重要な要素であるのではないだろうか。今後はこうした多方面での連携と交流、そして協力により、相互補完あるいは相互研鑚を行いながら地域発展と豊かな郷土づくりに貢献できればと考えて止まない。
連携単会名 東北/福島県/会津若松YEG  東北/福島県/会津喜多方YEG 
協力団体・企業
開催場所 会津若松市・会津喜多方市・米沢市
開催期間 2005/4/1 - 2006/3/31
事業運営人数 0人
関連事業継続回数 0回
事業目的・目標 交流による文化・歴史・情報の共有化と組織および会員の発展と飛躍。
特徴・特色 県境という垣根を取り払った草の根的な交流から、創造的事業の展開。
将来像・夢 枠を越えた交流とそれによる活性化。
関連HP
登録単会情報
単会名 東北/山形県/米沢(よねざわ)YEG
設立年月日 1982年12月13日
会長名 中村 浩
事務局住所 〒992-0045
東北/山形県米沢市中央4−1−30
TEL 0238-21-5111
FAX 0238-21-5126
URL http://www.ycci.or.jp/yyeg/
単会PR 当YEGでは、地域の活性化は会員企業の「元気度」に比例すると考え、自己企業が「元気」になるための研修・研究事業に取り組んでおります。また、当地米沢は改革者として高名な上杉鷹山公を生んだ地であり、その教えを踏まえながら、地域のリーダーと次代を担う人材の育成に取り組んでいます。そして今年度は「全国会長研修会やまがた米沢会議」の成功に向けて会員一丸となって取り組むとともに、全国のYEGと連携し、多分野で貢献できるよう努めていきます
米沢には歴史や文化、温泉やグルメ、伝統産業と先端産業、様々あります。特に、歴史ではNHK大河ドラマ「天地人」主人公の直江兼続関連の史跡が、先端産業では有機EL関連企業があります。
ぜひ、平成23年度全国会長研修会「やまがた米沢会議」に参加し、米沢をご堪能ください。
国際交流 (姉妹都市)アメリカ合衆国 モーゼスレイク、米沢市国際交流協会
特産品 「米沢味のABC」(A=アップル、B=ビーフ、C=カープ)、米沢牛、米沢ラーメン、鯉、米、うこぎ、そば、さくらんぼ、日本酒、ワイン、雪菜、豆もやし、米沢織、笹野一刀彫、伝統こけし、相良人形など
健康 米沢市立病院、すこやかセンターほか
教育 山形大学工学部、県立米沢女子短期大学
イベント 米沢上杉まつり、上杉雪灯篭まつり、小野川温泉ほたるまつり、米沢牛肉まつり、愛宕の火祭り、スキー場4施設ほか
歴史文化 米沢は、鎌倉時代にこの地に地頭がおかれて以来、伊達氏212年、上杉氏272年と続いた城下町です。中でも、「独眼竜政宗」として戦国の世に名を馳せた「伊達政宗」がこの米沢城で生まれ24歳までの多感な青年期を過ごしたことはNHKの大河ドラマでご存知の方も多いでしょう。
また、「上杉鷹山」公こと「上杉治憲」は、第九代の米沢藩主です。公は、財政大逼迫の米沢藩に宮崎県秋月家から藩主として迎えられ、自ら大検約の改革を断行するとともに、数々の殖産振興政策を展開して藩財政を立て直した経営業績で知られていますが、公の政治信条は当時の封建時代の中にあって民主主義思想に近いものがあり、現代においても注目されているのです。
市制は、明治22年、市制の施行後最初に市制を施行した39市の中の1市で、平成元年には市制100周年を迎えました。
観光自然 温泉8箇所、伝国の杜、上杉・松岬両神社、上杉家御廟所、春日山林泉寺、餐霞館遺跡、普門院、松が岬公園、笹野観音、吾妻連峰ほか
博物館 上杉博物館、稽照殿、米沢織物歴史資料館、原始布・古代織参考館、酒造資料館(東光の酒蔵)、宮坂考古館ほか
人物 伊達政宗、上杉景勝、直江兼続、上杉鷹山(以上武将)、我妻栄(民法学者)、桜井裕一(彫刻家)、皆川睦雄(プロ野球)、ますむらひろし (漫画家)、ラズウェル細木(漫画家)、あき竹城(女優)
主要企業 電気・機械関係、情報通信機器(関連産業)、米織・繊維関係ほか
その他 姉妹YEG→高鍋YEG、東海YEG 平成21年NHK大河ドラマに「天地人」直江兼続をテーマとした番組が放送されました。