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事業名称 地域再生ソリューション in Hyogo
登録単会名 近畿/兵庫県/龍野YEG
テーマ まちの魅力をどう活かすのか
事業内容 13:30〜15:00 第1部 「中心市街地活性化をデザインする〜人口減少社会のまちづくり〜」
鼎談
山岡 淳一郎(やまおか じゅんいちろう)氏
松永 安光(まつなが やすみつ)氏 
海道 清信(かいどう きよのぶ)氏 
「みち」と「まち」のつなぎなおし
 まちづくり、地域再生の話の一番の根っこにあるのが、「みち」と「まち」あるいは「まちとしての基盤整備」の物語である。第一部は人口減少・高齢化社会など課題が山積する中で、「みち」あるいは「まちとしての基盤整備」と、「まち」をつなぎ直す話と言える。
 今後新しい「みち」にはLRTやコミュニティバスと徒歩・自転車利用を中心にした「みち」、新しい「まち」にはコンパクトシティなどのヒューマンスケールな都市計画が顕揚されることは、間違いないが、これらを通して地域空間資源を修復・保全・活用など文化保存を、中心市街地に賑わいを、歩行者高齢者には安全な生活圏を、住居町場の高密化によって都市基盤の整備・維持費のコストダウンと緑地の増加を、緑地の増加による炭素の吸収や職住一体や隣接によって排出抑制を達成しようとするものだが、今日的な課題に対してこれほど有効な手立てはなく。課題としてコンパクトシティはまちの規模、文化、状況によって適用例は十人十色さまざまである。兵庫県の自治体でこの考えを基盤にして、都市計画を行なっている例を私は知らないが、税収減少の中、都市計画は今まで通りで、それ以外の部分のコストカットでと言う混乱した政策はこれから持たないように見える。つまり一度コンパクトシティの流れに沿って行政コストのカットを行なわないと間に合わないのである。
 その他、医療崩壊が叫ばれる中で、コンパクトシティとメディカルシティを組み合わせて高齢化に対応し、より安心・安全なまちとして差別化する動きも活発になっている。
15:15〜第2部「まちを活かす、のこす、まわす」

パネリスト
古川康造(ふるかわ こうぞう)氏 
小林俊彦(こばやし としひこ)氏 
塩田康彦(しおた やすひこ)氏 
坂本忠弘(さかもと ただひろ)氏 
コーディネーター−長田 有弘
 中心市街地の活性化の課題は「土地の所有と利用をめぐる自由と規制」の問題に集約される。中心市街地の活性化には土地の所有と利用を分ける事と規制を強化したり、NPOなどによって買収などと言った対応が必要である。文化の保存は規制と住民の意思統一が重要である。今の地方の多くの問題にこの土地所有の問題がからんでいて、土地の所有が自由化された明治から百年以上経過した現在、土地所有システムの適正化は今後の大きな課題である。
 高度に進行したグローバリゼーションの中で、地域固有の産品、特に農作物などの食べ物を中心に地域の価値を新たに構築するべき時代がきた。特に農作物などの地域資源を生かすためには安全で良質な品質を維持する必要がある為、地域資源を真に生かすことは環境を守ることにもつながる。今回紹介していただいた新連携、ものづくり、地域資源、農商工ビジネスなどは今後YEGで積極活用すべきテーマではある。
 地域金融も今後の地域再生に向けて、重要なテーマである。又、これまでの短期資本(投機)から長期資本(長期的成長を支える投資)への切り替えが必要であると考える。短期の儲けだけを追求するあまり、世界金融不況を招いたのは記憶に新しいところであるが、これからは公の経済をも金融が背負っていると言う自負が必要で、地域の未来にとって有効かつ、健全な投資はそれが仮に短期の利益を生み出さなくても支援する、つまり資本が長期的に有効に活用される為には、これまでの投機優先から地域資源の育成優先へと考えを切り替えていかなければいけないと考える。それにつれて投資の基準も更新される段階に来ていると思われる。
 又、地域活性化の活力を構築する為にコミュニティ投資減税など地元投資のメリットを政策化していただきたい。

16:35〜第3部 地域再生・構造改革特区・中心市街地活性化について
内閣官房 地域活性化統合事務局
内閣府 参事官補佐 和爾 俊樹(わに としき)氏
 構造改革特区は地域がそれぞれの地域の資源を最大限に活用する時、強力なツールになりうるもので、かつ個人でも提案できるという手軽さ、使い勝手のよさが売り。今後必要なのは、地域資源の活用あっての特区なので、地域資源の活用を盛り上げてゆく更なる仕掛けが必要である。
 構造改革特区、中心市街地活性化や地域再生などについては各単会が窓口になって事業所での取り組みを支援しやすいシステムが必要であると考えます。そのため利用しやすい支援策への更新を行政などと懇談する必要性を感じました。
効果・成果 事業の成果として下記内容を県の窓口に提出した。
平成20年度兵庫県商工会議所青年部連合会からの提案(要約)
1.コンパクトシティによる財政の再建と中心市街地再生など新しい地域の魅力づくり
兵庫県の自治体で人口減少による長期的税収減少が確かな中でも、社会基盤や都市計画は今まで通りで、それ以外の部分のコストカットで何とか乗り切ろうと言ったまちがほとんどであると感じます。
しかしながら、拡げるだけ拡げた社会基盤を、人口減少によって社会資本の一部しか使用する人の居なくなった社会が支えていけないのは明白なことであると思われます。人口減少・税収減少の中で、現在の社会資本(水道・電気・道路など)や都市計画の見直しを行わないと、根本的な改善にならないと考えます。そうした意味で今後の人口減少を睨んだ、財政の再建が必要であると考えます。
・コンパクトシティによって社会基盤(水道・電気・道路など)整備・維持費のコストダウンが図れます。
中心市街地などに住居・町場を高密化することによって、そこに社会基盤(水道・電気・道路など)を集中させる政策をとる。これによって社会基盤の今以上の拡散を避け、社会基盤を要する地域を絞り込んでゆく。結果、都市基盤の整備・維持費のコストダウンが図れ、中心市街地に賑わいを取り戻すことにつながる。
なお中心市街地の住居・町場を高密化に関しては、地域の空間や資源
・歩行者空間整備による中心市街地再生
・緑地の増加を
これらを通して地域の空間や資源の修復・保全・活用による文化保存を、中心市街地に賑わいを、歩行者高齢者には安全な生活圏を、住居・町場の高密化によって都市基盤の整備・維持費のコストダウンと緑地の増加を、緑地の増加による炭素の吸収や職住一体や隣接によって排出抑制を達成しようとするものですが、今日的な課題に対してこれほど有効な手立ては現在の所ないと考えます。
・コンパクトシティの課題ははまちの規模、文化、状況によって適用例は様々で定型がない、推進する為には現在の土地の所有や売買と相容れないところがあるなどで、市のような小さな単位より、県の単位で戦略的にコンパクトシティを周知・支援してゆく必要があると考えます。
・車社会からの脱却などについての推進の為の支援。
−メディカルシティと組み合わせて高齢化に対応し、より安心・安全なまちとして差別化することも合わせて検討。
2.地域資源である文化財の保存に関する土地の所有と利用をめぐる規制強化の検討
−条例がなければ規制できない現状を再考。
−文化財保存の為の技術の保存などに対する支援
 地域資源である文化財の保存に関して、行政府単位で条例などを作って対処していますが、条例から漏れた物は個人の所有と利用にゆだねられています。このままでは地域資源が十分に活用されるようになった時には、その原資である地域資源が疲弊、消滅しかねない状況です。その町を物語る文化を予め保護する為に地域資源の認定項目について再調査と、支援の内容の再検討をお願いしたい。つまりは文化財的なものの保護を地域資源の名の下に保護する方策についてご検討いただきたい。
3.商店街など中心市街地活性化のために計画的再開発を目的としたNPOなどによる買収や、土地の所有と利用の分割をスムーズに進めると言った支援策の検討
 所有と利用を分ける事(やる気のある若手の事業者が運営し、地主は所有し、運営者に貸すこと)や、代替わり・相続後の更なる荒廃を防止する為に、中心市街地に限って売り買いを一部規制したり、NPOなどによる保全の為の買収の支援などがよりやりやすくなるような支援をして頂きたい。
4.地域のものづくりや地域資源の活用を促進する為に、農業・ものづくり・福祉・建設・環境・金融などを視野に入れたコミュニティビジネスや「つくる側と買う側をつなぐ」ビジネスとひとづくりの支援を検討
−つくる側と買う側をつなぐビジネスを育てる為に、新業態の卸育成、情報発信とプロデュースのスキル育成の支援
 地域のものづくりや地域資源の活用を促進する為に、農業・ものづくり・福祉・建設・環境・金融などを視野に入れたコミュニティビジネスや、「つくる側と買う側をつなぐ」ビジネスとひとづくりのために新業態の卸育成、情報発信とプロデュースのスキル育成の支援を検討していただきたい、
5.地域資源、農商工連携、ものづくりや特区適用案件の支援拡大の検討
−環境を守ることにもつながる地域資源の活用例に対する支援の検討
−構造改革特区提案とセットで活用例に対する支援の検討
−地域資源を活用した観光化の支援検討(ものづくりツーリズムや農業観光など地域固有の地域資源を生かして地域の活性化を図る場合)
・特例として低利融資の特典など
連携単会名 近畿/兵庫県/明石YEG  近畿/兵庫県/相生YEG  近畿/兵庫県/赤穂YEG  近畿/兵庫県/三木YEG  近畿/兵庫県/洲本YEG  近畿/兵庫県/豊岡YEG  近畿/兵庫県/高砂YEG  近畿/兵庫県/加古川YEG  近畿/兵庫県/小野YEG  近畿/兵庫県/加西YEG 
協力団体・企業
開催場所 グリーンピア三木 マリーンホール
開催期間 2008/11/29 - 2008/11/29
事業運営人数 15人
関連事業継続回数 1回
事業目的・目標 コンパクトシティなどこれからの地域活性化に必要なノウハウにつて学び、まちづくりに活用してゆく。
特徴・特色 コンパクトシティ、中心市街地の活性化、車社会からの脱却、人口減少、高齢化社会、地域の伝統文化の継承、環境問題などこれからの重要な課題を解決する視点を提供している点が最もこの事業の良い所だと思います。
将来像・夢 コンパクトシティによって町中に賑わいがもどり、道は距離を繋ぐだけでなく、まちとまち、ひととひとを繋ぐ、歴史・伝統に関するものは経済原理によって消えてゆくことから保護され、高齢者・子供が安心して暮らせるまちそこには人間にふさわしいスケールの心のやすらぎと、低炭素、環境に優しい歩いて暮らせるまちがある。
関連HP
登録単会情報
単会名 近畿/兵庫県/龍野(龍野)YEG
設立年月日 1981年11月1日
会長名 金治 秀明
事務局住所 〒679-4167
近畿/兵庫県龍野市龍野町富永702-1
TEL 0791-63-4141
FAX 0791-63-4360
URL http://www.tatsuno.or.jp/yeg/
単会PR 24年度スローガン
〜龍野に新しい風を!明日の社会をクリエイトしよう!!〜
国際交流
特産品 醤油・素麺・皮革
健康 龍野市はつらつセンター
教育 龍野高等学校
イベント さくらまつり・武者行列・花火大会・椰八幡宮の神事・市民まつり・皮革まつり
歴史文化 播磨の小京都といわれる城下町(脇坂藩5万3千石)としての風格と余情があります
観光自然 揖保川・鶏養山(けいろうざん)・龍野城・紅葉谷・野見宿禰神社・童謡の小径
博物館 歴史文化資料館・かどめふれあい館・霞城館・矢野勘治記念館・うすくち醤油資料館・そうめんの里・聚遠亭
人物 三木露風・野見宿禰・矢野勘治
主要企業 ヒガシマル醤油梶E葛ノ東産機・兵庫県手延素麺(協)
その他 インターネットモール『西播磨特産館』