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事業名称 田善顕彰版画展(でんぜんけんしょうはんがてん)
登録単会名 東北/福島県/須賀川YEG
テーマ  江戸時代の代表的な洋風画家である「亜欧堂田善(あおうどうでんぜん)」は、現在の須賀川市出身である。田善は、白河藩主松平定信の目にとまり、御用を務めるようになる。油彩画のみならず銅版画を研究し、様々な画法を駆使し精密な表現技術により、独自の風景銅版画を完成させ、我が国初の銅版画による解剖図や世界地図など数多くの作品を残した。
 この地元出身の偉人である「亜欧堂田善」の偉業を顕彰し、次代を担う郷土の子供達に広く普及啓蒙するため、市内小中学生を対象とした版画展を開催している。授業の一環として当版画展の作品作りを行うことにより、過去の偉人の業績に触れ、これにより地元愛護、郷土愛の精神を培ってもらう。また、近年は福島空港に版画展作品展示と併せて田善紹介パネル展示を行い、旅行者など遠隔地の人々にも「亜欧堂田善」に触れる機会を作り、地元の偉人をPRしている。
事業内容  当版画展は、須賀川YEG主催、須賀川市・須賀川市教育委員会・須賀川商工会議所ほか16団体の後援により、平成元年度から開催しており今年度で第20回目を迎える。版画展への応募対象者は須賀川市内の小学生と中学生で、作品は版画であれば技法(銅版画・紙版画など)は問わない。平成17年度からは須賀川市と合併した旧長沼町と旧岩瀬村の小中学校6校も新たに加わり、市内全ての28校が参加している。昨年度は3,276点もの応募があった。
 応募された作品は、専門家である須賀川美術協会や各後援団体の協力を得て審査し入賞作品を決定する。入賞した作品は、市総合福祉センターと福島空港へ展示し、併せて表彰式を行い賞状と記念品を授与する。最高賞の「田善賞」(小中各1点)に輝いた作品は、須賀川市立博物館へ保管を委託する。第1回目の「田善賞」から現在まで保管しており、博物館主催の企画展などに併せ展示公開されている。
 主なスケジュールは以下のとおり。
○作品募集要綱配布(11月上旬) 市内小中学校に募集要綱とポスターを配布し、学校単位で作品応募をしてもらう。
○応募締め切り(1月下旬)、審査(第1次・第2次) 応募締め切り後、第1次審査で3,000点を超える応募作品を約200点〜300点まで絞り込む。第1次審査は、専門家の須賀川美術協会役員と学芸員により1枚1枚審査する。第1次審査を突破した作品が入賞作品となる。第2次審査では、入賞作品から最高賞である「田善賞」をはじめ各賞を決定する。第2次審査は、専門家に加え各後援団体の代表者も加わり、投票形式で行う。最高賞の「田善賞」を決定する際には、専門家の意見を最重要とする。
○作品展示、表彰式(2月中旬〜下旬) 入賞した作品(200点〜300点)を展示する。展示会場は、中心市街地にある須賀川市総合福祉センター。展示期間中の日曜日に表彰式を行い各後援団体の代表者から賞状と記念品を授与していだたく。福祉センター展示終了後は、福島空港へ作品を移動、展示する。作品展示の際には、「亜欧堂田善」を紹介するパネル展示やビデオ上映を併せて行う。
○作品返却(3月上旬) 作品展示終了後、全応募作品を学校単位で返却する。応募作品増加の一助となるよう、毎年返却の際に作品1点あたり30円の台紙代を各学校へ支払っている。最高賞の「田善賞」(小・中各1点)は返却せず、額に入れ市立博物館へ保管を委託する。
○「田善賞」記念品授与(3月中旬) 「田善賞」に輝いた生徒と学校には、作品を刻み込んだ金属板を贈呈している。これは学校用と本人用に2枚贈呈するため大変喜ばれている。金属板となる前には、作品を刻み込んだ石版を学校の校庭に贈呈していた。
○入賞作品の紹介(3月下旬) 当YEGホームページ内に専用ページを設け、過去の「田善賞」作品と当年度の上位入賞作品を紹介している。また、毎年3月末発行の当YEG対外誌にも版画展の説明と上位入賞作品を掲載し、市内全域へ新聞折り込みにて紹介している。
 この他にも、下記のような関連事業を実施している。
○平成11年2月  亜欧堂田善胸像を設置(田善生誕250周年記念事業)
田善生誕250周年を記念し、須賀川市保健センター前に田善の胸像を設置。(須賀川市諏訪町にある現在の保健センターは、田善の生家があった場所とされているため。)
○平成17年9月 亜欧堂田善作品レプリカ作製・頒布(創立20周年記念事業)
須賀川市立博物館の協力のもと、亜欧堂田善の代表的な作品3点「陸奥国石川郡大隈瀧芭蕉翁碑之図」「二州橋夏夜図」、「新訂万国全図」のレプリカを作製し、市内の希望する方々に頒布し更なる普及啓蒙に努めた。
○平成17年11月 きゅうり焼酎「亜欧堂」の企画(創立20周年記念事業) 
生産高日本一を誇る地元の岩瀬きゅうりを使った、きゅうり焼酎(試作品)を企画生産し、商品名を「亜欧堂」とし、ラベル裏側に亜欧堂田善の作品「陸奥国石川郡大隈瀧芭蕉翁碑之図」を印刷した。
○平成18年3月 田善顕彰版画展作品集発行(創立20周年記念事業)
第1回からの版画展優秀作品集(亜欧堂田善の説明も掲載)を発行し、市内小中学校や図書館など関係団体へ配布した。
効果・成果  YEG先輩方の長年の努力により、今年度で第20回を迎えることとなり、須賀川では当版画展が定着している。平成17年に合併した旧長沼町・旧岩瀬村の小中学校にも参加いただき、毎年3,000点を越える応募がある。これまで継続してきたことにより、市内の大人はもちろん、小・中学生でも今や「亜欧堂田善」の名を知らない子供はいないかと思われる。これこそが、次代を担う子供達へのふるさと教育と当青年部では考える。
 また、当版画展が定着していることにより、版画作製が各学校の年間授業カリキュラムに組み込まれている。そのため、募集要綱や実施内容の変更の際には、前年度ぐらいから学校側との調整が必要となっている。
 審査は実力優先としているため、各学校間での競争意識があり、3,000点を超える作品の中からたった2点しか選ばれない最高賞の「田善賞」を受賞するのは大変名誉な事とされており、地元紙でも大きく報道される。
 作品展示期間中には、子供の作品を見るためにご家族で来場される方が多く、子供だけてはなく大人にも「亜欧堂田善」を知っていただく良い機会となっている。福島空港での展示は、他県から来る方にも「亜欧堂田善」に興味を持っていただく良い機会となっている。
連携単会名
協力団体・企業 須賀川市・須賀川市教育委員会・須賀川商工会議所ほか16団体
開催場所 須賀川商工会館・須賀川市総合福祉センター・福島空港
開催期間 2008/11/1 - 2009/3/31
事業運営人数 100人
関連事業継続回数 20回
事業目的・目標 @地元出身の偉人である「亜欧堂田善」の偉業を顕彰する。
A次代を担う郷土の子供たちに広く普及啓蒙する。
これにより地元愛護の精神を育て、子供達が大人になった時にその子供達に代々伝えていかれるよう願う。また、地元だけではなく全国的に「亜欧堂田善」の名がもっと知られるよう努めていきたい。
特徴・特色 20年続けてきた伝統的な事業であり、版画作製が市内小中学校の年間授業カリキュラムに組み込まれ、市内全28校が参加しており教育に役立ててもらっている。
また、賞状の台紙には「亜欧堂田善」の代表作である「新訂万国全図」が印刷されており、受賞者からは大変喜ばれている。最高賞の「田善賞」を博物館に委託し厳重に保管しているのも特徴。
将来像・夢  参加学校、作品ともに増えつつある現状を活かし、郷土の子供達を育て、学校や行政など地域ぐるみで発展していけるようにしたい。
また、この20年を節目にもう一度当版画展の在り方について考え、一般応募の版画展にするなど、新しい事業展開についても考えていきたい。
そしていつか、当版画展に参加した子供達の中から、偉大な「亜欧堂田善」を超える芸術家が生まれることを切に願う。
関連HP 須賀川商工会議所青年部
登録単会情報
単会名 東北/福島県/須賀川(すかがわ)YEG
設立年月日 1986年5月24日
会長名 菊地 大介
事務局住所 〒962-0844
東北/福島県須賀川市東町59−25
TEL 0248-76-2124
FAX 0248-76-2127
URL http://www.sukagawacci.or.jp/skgwyeg/welcome.html
単会PR 主な事業として、須賀川の伝統行事、日本三大火祭り「松明あかし」の継承と発展を期して、約400本ののぼり旗「松明のぼり」を市内に設置、また当日は小松明の販売を通して市民や観光客が直接参加できるよう取組んでいます。また、須賀川が生んだ世界的銅版画家「亜欧堂田善」の偉業顕彰、更に時代を担う郷土の小中学生にこれらを広く普及啓蒙することを目的に「田善顕彰版画展」を開催、今年度で22回目となります。このような素晴らしい文化財産、伝統の顕彰を目的に活動しています。
国際交流 友好都市 中国洛陽市
特産品 大地と水の恵みは、みずみずしさが評判のりんご・梨・桃・きゅうりや、自然の風味が生きている乾麺とそば、純米無農薬清酒など質の高い地酒も伝統を守り続けています。そして200年以上の歴史を持つ絵のぼりは全国的にその名を知られています。
健康 公立岩瀬病院、国立療養所福島病院
教育 公立岩瀬病院付属高等看護学院、国立福島病院付属看護学校
イベント 5月の国際短編映画際、7月のきうり天王祭、8月の釈迦堂川全国花火大会、10月の円谷幸吉メモリアルマラソン大会、11月の松明あかしなどが有名です。
歴史文化 鎌倉時代以降は城下町として、天正年間以降は奥州街道屈指の宿場町として発達してきました。昭和29年に市制を施行。
観光自然 須賀川牡丹園が有名で、10ヘクタールの園内に290種類、7000株の牡丹が咲く国の名勝。また、自然では日本の都市公園百選で唯一選ばれた緑ヶ丘公園、日本の滝百選に選ばれた乙字ヶ滝が有名です。
博物館 須賀川市立博物館には、5万点にのぼる考古・民俗資料・銅版画家「亜欧堂田善」コレクションなどを展示しています。また、ムシテックワールド(ふくしま森の科学体験センター)では昆虫をテーマに学習や体験ができます。
人物 円谷英二(特撮映画監督)・東京オリンピック陸上競技マラソン3位入賞を果たした円谷幸吉。亜欧堂田善などが有名です。
主要企業 山本電気(小型モーター製造世界一)、笠原工業(発泡スチロール製造)、葛g城光科学(光学用平面硝子製品製造世界一)
その他