事業名称 |
フードバンク日田・フードドライブ
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登録単会名 |
九州/大分県/日田YEG |
テーマ |
モッタイナイを減らそう
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事業内容 |
【フードバンク活動】市場に出すことはできなくとも、人々が消費するのに十分な安全性をもった食品を集め、提供することが主な活動です。支援の必要な方を「食」と「ネットワーク」の二つの側面から支えるため、食物を提供すると同時に、このような活動に支援を受ける方自身が積極的に参加することができる環境作りに励みます。当事者自身が、お互いの考えや問題等を分かち合えるよう、ネットワークを広げていきます。このネットワークには、当事者のみではなく、支援者をはじめとする一般の方々にも幅広く参加していただき、私達がともに築く同じ社会の問題として「食」の問題を認識して行くことを目指しています。
【フードドライブ】家庭で封を切らないまま保管され、たぶんこの先も食べる予定のない食品、たとえばお歳暮やお中元の贈答品や、つい買いすぎてしまったものなど。具体的には植物油や調味料、乾麺・海苔などの乾物、レトルト食品・缶詰といった保存食を商工会議所に持ち寄っていただくイベントです。それを、地域の施設などに寄付しています。この活動は、環境・もったいない・食料自給率・社会保障など色々な問題提起をしてくれ、食にまつわる諸問題を見つめ直す良いきっかけとなります。
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効果・成果 |
平成20年10月19日に行った第1回フードドライブでは品数として約300点。重さで約250キロの食品が集まった。
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連携単会名 |
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協力団体・企業 |
提供元;JA大分ひた若手後継者農業研究会など
配布先;障害者施設・児童養護施設やグループホームなど15団体。
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開催場所 |
大分県日田市三本松2-2-16 日田商工会議所会館
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開催期間 |
2008/10/19 - 2008/10/19 |
事業運営人数 |
31人
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関連事業継続回数 |
0回
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事業目的・目標 |
日本では、年間の食品廃棄物は約2,000万tで、約3分の1の食品が廃棄されています。このうち、24%の460万トンが肥料や飼料などにリサイクルされていますが、全体の76%は焼却や埋立て処分されているのが現状です。食品リサイクル法ができ、リサイクルへの取り組みは着々と進んでいるのですが、まだまだ廃棄される量が多いのです。
フードバンクは、市場に出すことはできなくとも、人々が消費するのに十分な安全性をもった食品を処理する代替案です。食品の小売店、製造業者、輸入業者は販売することのできない食品の処理に関する問題に直面しています。例えば、メーカーやスーパーなどの量販店などでは、ラベルの貼り間違えや、箱、容器に傷や破れがあると、食べられる食品も捨てられてしまいます。また、野菜などは新しい荷が入ると、鮮度が落ちていなくても廃棄されてしまうこともあるようです。このように十分安全に食べられる食品が、ある基準で商品価値を失うと捨てられてしまいます。フードバンク日田ではそういった企業が負担している廃棄費用を削減するとともに、地域貢献を果たす手助けをします。また、新品の食べ物を買うのではなく、余っている食品を収集し、利用することで、食品会社の過剰在庫の卸し先としての代替的役割も担います。 また、自治体の財政面で負担になっている、廃棄された食品の焼却や埋立ての費用が削減できます。
これらの食品を養護施設、高齢者、母子家庭などに再配分します。日本には安全で十分な栄養のある食べ物を手に入れることのできない人々が65万人以上います。同時に、年間2000万トンもの食料が廃棄されています。もし、私たちがこの食料の廃棄を防ぐことができ、この食料のうちのほんの一部を配布することができれば、何十万人もの人が食べ物を手に入れることができるかもしれません。
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特徴・特色 |
フードバンク活動は、環境・もったいない・食料自給率・社会保障など色々な切り口があります。このことは、青年部以外の色々な活動をされている他団体と容易に、また、深く関係を築くことを可能にしています。今、ネットワークがどんどん広がっています。
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将来像・夢 |
今は施設や団体にのみ配布しているが、将来は支援施設に必ずしも帰属していないが支援を必要としている、低所得の母子家庭世帯や高齢者世帯の人たちのための食料支援システムを構築し、草の根のセーフティーネットになりたい。
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関連HP |
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