事業名称 |
近代日本夜明けの街事業 舞台演劇 暁の風「益田石州口の戦い」
|
|
登録単会名 |
中国/島根県/益田YEG |
テーマ |
創作演劇による益田の歴史再認識事業
|
事業内容 |
市内の一般、高校生、小学生を中心とした構成員と劇団員により、その時代の人間性も含め、自慢できる益田市の歴史的事実を認知いただけるような舞台演劇を開催しました。
募集方法:広く一般から募集
募集対象:市内の高校4校に募集要項を生徒一人一人に配布
:7月下旬から一般への募集
募集期間:一時募集〜8月下旬
:二次募集〜随時
スケジュール:8月中旬〜脚本完成
:8月下旬から稽古開始
:3月下旬〜リハーサルおよび本番
プログラム:演劇 暁の風「益田石州口の戦い」
広報:益田市、周辺市町村にポスター100枚、チラシ1,000枚を配布し、公共機関や公共文化施設等に貼り認知を広げました。メディア利用〜NHKテレビ「しまネット」、BSSラジオ「自由奔放おしゃべり本舗」に出演し、島根県および鳥取県に広くPR。
総練習回数:68回
|
効果・成果 |
@ 公演を収録したDVDを作成するにあたり、当日来場いただいた益田市長、益田市教育委員会教育長の働きかけで、市内の小中学校30校各校にDVDを備え、歴史などの授業に使っていただくこととなりました。
A 益田市の視察旅行などのお土産としても、このDVDを活用することとなりました。
B 市民および県内外にこの歴史的な事実を広めることで、新しい歴史観が生まれるのではないかと考えています。
C 益田市民は勿論、東京、大阪、広島、九州など様々な地域から来場いただきました
|
連携単会名 |
|
協力団体・企業 |
協力団体〜グループ一滴水・劇団ドリームカンパニー・劇団くちぶえ
益田商工会議所西益田支部青年部・商青OB会・益田の文化を育てる会
後援団体〜島根県・益田市・益田市教育委員会・益田市観光協会・津和野町
津和野町教育委員会・益田商工会議所・エフエム山陰・NHK松江放送局
山陰中央テレビ・山陰放送・日本海テレビ・山陰中央新報社・
益田オンリーワンクラブ
|
開催場所 |
島根県芸術文化センター グラントワ 大ホール
|
開催期間 |
2010/3/28 - 2010/3/28 |
事業運営人数 |
200人
|
関連事業継続回数 |
1回
|
事業目的・目標 |
@ 「近代日本夜明けの街」たる所以〜幕末の時代に益田市の萬福寺周辺で行われた「石州口の戦い」は、長州軍が幕府軍に初めて勝利し、この戦いで勢力を増した長州軍がその勢いのまま倒幕したため私たちは益田を「近代日本夜明けの街」と考えています。
A 市民でさえこの「石州口の戦い」の意義についてよく知らない中で、近代日本への生まれ変りに繋がるこの戦いを市民はもとより県内外に広く知っていただきたいのです。
B この戦いの周辺において当時の益田の町人、農民、商人の豊かな営みもあり、それを再現することにより現代に通じることや、将来の益田にとって参考となることが発見できると思っています。
|
特徴・特色 |
@ 原作から脚本、演出、音楽、効果、舞台セット、舞台俳優全て益田市民で行いました。
A 方言豊な台詞を用い、親しみやすい舞台としました。
B 小学生や中学生、高校生などの学生から、60歳を超える俳優が出演するなど、幅広い年齢層で演じたことから、全世代的な客層に来場いただきました。
C 特に学生の俳優が、自分たちの知らなかった歴史を、脚本や仲間から聞き感激していました。
D 親子で参加した俳優にとどまらず、学生俳優が家庭の会話の中で歴史に触れることが多く、親御さんから多くの感謝の言葉をいただきました。
E 公演後のアンケートで、第2回目の公演を行って欲しいとの意見を大変多くいただきました。
F 高校生俳優の中から、俳優養成学校に進学した生徒が出ました。
|
将来像・夢 |
今後は、市内の小、中、高校の歴史の授業で「石州口の戦い」が明治維新のきっかけになった戦い、この益田が「近代日本夜明けの街」であることを取上げていただきたいと思っています。
そして、日本全国に「近代日本夜明けの街」である益田市を広く認知いただき、益田の活性化に繋がることを願っています。
益田市民に認知していただくことで、将来的には萬福寺周辺や岸静江の墓等の周辺の環境整備が行われ、益田市の観光に役立てればと思っています。
|
関連HP |
|