事業名称 |
オクトーバーフェストin蔵の街2007
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登録単会名 |
関東/栃木県/栃木YEG |
テーマ |
全国YEGの課題ともなっている『まちづくり』活動の中において、中心市街地の活性化は重要課題に挙げられ、無論当YEGにおいてもそれは例外ではありません。私たちも過去においてさまざまな『まちづくり』活動に取り組んでまいりました。
一昨年から中心部を流れる巴波川河岸のイルミネーション事業「うずま冬ほたるキラフェス」は、市民に大変評価をいただき大きな成果を上げることができました。
そんな中で、この栃木市は、文豪 山本有三先生の生誕の地でもあります。先生は、ドイツ人が心の支えとしている詩「心に太陽を持て」、フライシュレン作を翻訳し、この詩が今なおドイツと日本の心の交流の支えともなっております。そんな縁により日独交流年に当たる昨年より、多くの市民及び栃木市を訪れた方々にドイツの文化に触れ、楽しんでいただけるイベントを企画いたしました。多くの方に来てもらい、地域にあって地域の特徴だけでなくそれを超えた世界観を見て、楽しんでいいただく、それが、「オクトーバーフェストin蔵の街2007」のテーマです。
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事業内容 |
ドイツ連邦共和国大使館・ドイツ観光局・在日ドイツ商工会議所・ルフトハンザ航空をはじめとする在日ドイツの関係機関・企業、また地元企業、関連団体の協力をいただき、まさに日本版、栃木版の収穫祭(ビール祭り)を開催しました。
具体的には、市内中心部を流れる巴波川のほとり及び中州にあるうずま公園・瀬戸河原公園を会場に、収穫祭の目玉であるドイツを代表するビール各種とドイツの家庭料理を来場者に提供し味わっていただきました。また、ドイツ文化、それに因んだ音楽家による演奏を、地元音楽家による演奏をたくさんの出演者に一日中行ってもらい、日独文化を堪能していただきました。また併せて、地元企業の特産品の販売、当会が開発した地元の特産を活かしたオリジナルフーズ「うずまバーガー」の限定販売を行ったほか、地元商店街・各種市民団体・文化団体を巻き込んでの国際色・独自性溢れる栃木版収穫祭を開催しました。
更に集客効果を上げるために、「うずま冬ほたるキラフェス」を同日より隣接した会場で開催し、併せて、その点灯式も同時開催することにより、市内外より多くの来場者にドイツ文化(食す・聴く・ふれあい・見る)とイルミネーション(輝き)を楽しんでいただきました。
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効果・成果 |
3日間のこのイベントには、人口8万人の栃木市の一会場に延べ約2万5千人の市民と遠方を含む多くの市外の来場者があり、会場での売り上げ おおよそ1,500万円、周辺部の売り上げを考えると3,000万円程度の経済効果があったものと推定される。また、直接的な効果以外にも会場の人々がドイツ民謡に併せて、出演者も含む来場者(ドイツ等外国の方と市民)とが一緒に輪になって踊る光景にも象徴されるように、このイベントを通して交流を深め、栃木の良さを認識していただいたことは、観光都市を目指す栃木市には、はかり知れない財産となりました。また、このイベントの売りともなるドイツビールも4,000本、地元の特産品として当YEGで製作した「うずまバーガー」も限定500個の販売でありましたが即完売となり大好評であると共に、次回のまちおこし事業への活動資金とすることができました。更に近隣商店街で開催した栃木市商店会連合会主催の「とちの市」にも多くの来場者が訪れ、このイベントの周辺地域は大いに賑わいを見せていました。
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連携単会名 |
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協力団体・企業 |
主催:オクトーバーフェストin蔵の街実行委員会 共催:うずま川遊会・小江戸とちぎ会
後援:栃木市・(社)栃木市観光協会・栃木県シニアセンター・栃木市商店会連合会・ミツワ通り共栄会・みつわ通り商店会・山本有三記念会・栃木市国際交流協会・栃木市市民活動連絡協議会・とちぎ日独協会・日本グリム協会・栃木蔵の街音楽祭実行委員会・栃木商工会議所・栃木YEG
協賛:ルフトハンザドイツ航空・BMWジャパン・SKWイーストアジア梶E日本ベーリンガーインゲルハイム梶Eサントリー梶E岩下食品梶E滝沢ハム梶E栃木ケーブルテレビ
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開催場所 |
栃木市室町・境町にある「うずま公園・瀬戸河原公園」
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開催期間 |
2007/10/19 - 2007/10/21 |
事業運営人数 |
130人
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関連事業継続回数 |
2回
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事業目的・目標 |
全国でも珍しいドイツとの連携で国際色の溢れるイベントを行うことにより県外も含めた多くの来場者を栃木市に呼び込み、併せて市民にも自信を取り戻してもらう。結果として子供を含め市民に郷土に対して誇りを持ち、市外の方々にも栃木市の良さを知ってもらい街の活性化の一助とさせることが目的。
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特徴・特色 |
企画、準備、当日の運営まで単会の結束にも大いに貢献した。このイベントは、日本独自のものだけでなくドイツの文化交流としての世界観があり、地域への波及効果が非常に高い。
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将来像・夢 |
このノウハウをマニュアル化して、次年度以降も継続して発展させながら実施し、一日中楽しい音楽とお酒でみんなが翌日への英気を養えるような、昨今の心の時代に合致した事業となること、栃木の秋のシンボル的事業となることが夢。
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関連HP |
栃木市HP
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