事業名称 |
館山へ移住お手伝いネットワークNPO法人「おせっ会」設立
|
|
登録単会名 |
関東/千葉県/館山YEG |
テーマ |
館山への移住を迎える Hospitality のネットワーク作り
ただ、人口を増やすだけではなく、安心して移住できる、移住した後も経験、価値観を活かし、共に「館山愛」を感じ、まちづくりに参加してもらえるそんなネットワークをNPO法人として実現したい!
実現できたら、館山はきっと、活き活きとした人間がきらめき合う素敵なまちになるじゃないか!!
館山名物 西風に乗せ房総半島の先端から日本中に向けメッセージを送るぞ!
|
事業内容 |
私たち青年部の50周年記念事業として、ふるさと館山の人口を増やし、活気を失うことを防ぐべく「私たちの町の市民になりませんか」と首都圏にむけプロモーション活動をし、その中から移住を希望された方の物理的、精神的、お手伝いをさせて頂いております。
人口の流出、少子高齢化の影響から未来における館山の商圏は縮小が避けられない状況にあります。また、人口の減少は商圏の縮小ばかりではなく、学校の児童数の減少による廃校、統合が見受けられ、西崎、富崎、神余などでは深刻な局面を迎えております。そして各地区では守るべき伝統的な祭礼の運営も困難になりつつあり人口の減少はふるさと館山の活気の減退に直結しております。
現在、団塊の世代を中心として「田舎への移住」がブームにある事が出版物、テレビ番組の内容、また、私たちの周りに移住してくる方々の多さの実感から明らかです。
その中、館山市では手放しの状況でも昨年対比で167世帯の転入者があり、(19年8月1日現在 館山市調べ)移住先としての人気の高さがうかがえます。またその反面、世帯数が増加しているにもかかわらず、人口が200人以上減少していることも事実で、高校を卒業した後の若い世代を代表とする転出者の多さも推察できます。
また、移住先として人気の高い南房総地域において、既に移住し生活をしている方も少なくない中、
「地域に溶け込んで行けない」 「寂しい」などの理由で、館山暮らしを楽しんで頂けていないかたも多く存在し、中には館山を離れてしまった方さえいる事が私たちのヒヤリングの中から浮き彫りにされました。
せっかく、今までの館山になかった価値観、経験、才能などをもって移住してくる方が多い中でその個性が活かされて行かない現状は移住者にとっても、私たち現館山市民とっても不幸な事であるのです。
わたしたち「おせっ会」が、そのネーミングの通り、”田舎もんの愛のある「おせっかい」を焼き、不安の多い移住してくるプロセスの中で「精神的な頼りどころになる事」をし、私たちの故郷を共に愛してくれる人達を増やす事” が、移住希望者の促進につながり、また町の活性化につながって行く物と信じて活動しております。
活動経緯
「おせっ会」の活動経緯
平成19年 4月 館山商工会議所青年部 4月定期総会にて館山への移住・定住促進事業を翌年50周年記念事業として採択
基本構想立案 「おせっ会」
7月 館山市役所企画課との連携を協議
館山市へ「おせっ会」基本構想・移住促進ツアーキャンペーンを提案
9月 既に移住している方達にインタビューをしてニーズの調査を開始
10月 大手町にて開催の「ふるさと回帰フェア」に参加
第1回キャンペーン
平成20年 1月 館山商工会議所青年部 1月定期総会にて50周年実行委員会発足
2月 第1回 館山へ移住体感ツアー開催 (館山市主催 運営おせっ会) 参加16名(定員15名) 館山の自然と農家の暮らしを体験 移住相談会 館山市広報誌「だんだん館山」の表紙に「おせっ会」掲載 特集記事
3月 市内南房パラダイス・アクアライン海ほたるの2カ所で
第2回 移住促進キャンペーン開催 300余名にパンフを配布
4月 6月8日のツアー企画 立案、具体化 25日参加者募集開始
5月 市内「海まちフェスタ」にて第3回移住促進キャンペーン
6月 第2回 館山へ移住体感ツアー開催 (館山市、おせっ会共催)
参加数 30名
7月 佐倉市 ショッピングモールにて南房総物産展開催 その中で
第4回 移住促進キャンペーン開催
9月 大手町 故郷回帰フェアにて「おせっ会」として出展
11月 第3回 館山へ移住体感ツアー 「館山で子育て」開催
参加数 40名(16家族)
11月 NPO法人「おせっ会」を千葉県庁に申請完了
( 来年2月に認可見込 )
|
効果・成果 |
私たちの活動はまだ、結果が目に見えて大きくはありませんが、先日、「おせっ会」として参加して来た東京大手町“ふるさと回帰フェア”において「おせっ会に会いに来た」と言う方が押し寄せ、ブース来場者を集めるのがやっとの地域が多い中、ダントツの人気をわが町のブースが得た事、また訪れる人々が30代の子育て世代が多かった事にこの1年の地道な活動に光が見え始めている事を感じております。
また、実際、私たちがお手伝いをさせて頂いた家族がすでに多く移住を始めており、ほとんどが、これからは「おせっ会」の側として自分たちも“おせっかいを焼きたい”と、仰って頂いているのに加え、既に以前から移住していた方達との交流も進み、2回め3回めのツアーに移住体験者として、協力をして頂いております。ただ、ひたすらに人口を増やすのではなく、「共に未来の館山を思い、築き上げて行く市民ネットワーク作り」に向け始めの一歩を踏み出し始めた実感を得ております。
また来年度は、NPO法人化をする事により、予算、活動人員において青年部から自立させ、行政、市民の協力を広く得て、私たちのふるさと「たてやま」に移住定住する、または交流する人口を増やしさらに活気あるまちとし、未来へと継続可能、発展可能な町の礎になるような団体を産み落とす事、それをもって、館山商工会議所青年部 創立50周年記念事業の完成としたいと思います。
NPO法人「おせっ会」活動内容 (平成20年 11月25日 千葉県庁にて申請受理済み)
移住体感ツアー(本年度おこなったツアーを元に継続)
街角コンシェルジュ設置(館山に移住を考える人、移住した人、観光で訪れた人の気軽な案内所)
移住者、既市民との交流事業
移住相談、プロセスにおける支援
館山PR活動
「おせっかいなかわら版」(仮称)発行(まちの情報を会員向けに提供)
あたらしいビジネスチャンス創成事業(移住者を始め、交流人口の増加によるチャンス狙う)
会員募集(新旧館山市民、移住希望者、館山出身の本活動支援者、その他)
その他
|
連携単会名 |
|
協力団体・企業 |
館山市役所 NPO館山海辺の鑑定団
|
開催場所 |
館山市内、東京湾アクアライン、南房パラダイス、佐倉市、東京大手町他
|
開催期間 |
2007/10/25 - 2008/11/24 |
事業運営人数 |
50人
|
関連事業継続回数 |
9回
|
事業目的・目標 |
館山の未来を思い、共に行動する館山愛のみなぎる市民ネットワークづくり
|
特徴・特色 |
市民、移住者、移住希望者、青年部がともに汗をかいて作り上げた行動派の活動
|
将来像・夢 |
この活動の中から生まれた「おせっ会」はNPO法人化の申請が済んでおり、現市民、新市民の価値観、経験が館山市内で煌めき合える触媒になりたい。
|
関連HP |
|